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ホーム > 県政情報 > 庁舎・組織の案内 > 農政部 > 塩谷南那須農業振興事務所 > 【塩谷南那須地域】稲WCS専用品種「つきはやか」、「つきすずか」の現地検討会を開催しました
更新日:2023年11月1日
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令和5(2023)年10月20日(金曜日)にさくら市柿木澤の稲WCS(※)生産ほ場において、熟期の異なる専用品種を組合せた作期分散により作業効率向上を促進するための現地検討会を開催しました。生産者及び関係者約20名が参加し、活発な意見交換が行われました。
現在、水田における自給飼料の生産を推進する中で、茎葉部への糖分蓄積が多く利用価値に優れる「極短穂茎葉型品種」の需要が高くなっています。そこで極短穂茎葉型の極晩生品種「つきすずか」と早生品種「つきはやか」のほ場を見学しながら、これらの品種を効果的に使い分けることで作期分散を図り作業効率を向上させる作付体系について、検討を行いました。
また、検討会では、ほ場主から稲WCSの品質管理などのポイントについて講義をしていただき、出席者との間で活発な議論が行われました。
塩谷南那須農業振興事務所では、今後も稲WCSに関する現地検討会や研修会を開催し、飼料自給率向上のための支援を行っていきます。
(※)稲WCS・・・稲の実が完熟する前に、実と茎葉を一体的に収穫し、乳酸発酵させた飼料のこと
現地検討会の様子
つきはやか