スマートフォン版

重要なお知らせ

現在、情報はありません。

閉じる

ホーム > 県政情報 > 庁舎・組織の案内 > 農政部 > 生産振興課 > カメムシ防除作戦・カメムシについて

更新日:2025年3月27日

ここから本文です。

カメムシ防除作戦・カメムシについて

斑点米カメムシ類

イネカメムシ

イネカメムシ

  形態: 成虫は淡黄褐色で、体長は12〜13mm

  寄主: 主に水稲

  加害: 水稲の出穂期に越冬場所等から水田へ侵入。幼虫・成虫が籾を吸汁し、不稔や斑点

           米が発生

 

クモヘリカメムシ

クモヘリカメムシ  形態: 成虫は胸部の両端が鋭く尖っており、淡褐色で、体長は9〜11mm。

  寄主: 主にイネ科植物。

  侵入: 雑草地等で増殖し、水田へ侵入。幼虫・成虫が籾を吸汁し、斑点米が発生。

 

 

ホソハリカメムシ

ホソハリカメムシ  形態: 成虫は胸部の両端が鋭く尖っており、淡褐色で、体長は9〜11mm。

  寄主: 主にイネ科植物。

  侵入: 雑草地等で増殖し、水田へ侵入。幼虫・成虫が籾を吸汁し、斑点米が発生。

 

アカスジカスミカメ

アカスジカスミカメ

  形態: 成虫は黄緑色の小型カメムシ類で、体長5〜6mm。

  寄主: 水稲等、主にイネ科植物。

  加害: 雑草地等で増殖し、水田へ侵入。幼虫・成虫が籾を吸汁し、斑点米が発生。

 

イネホソミドリカスミカメ

イネホソミドリカスミカメ

  形態: 成虫は緑色の小型カメムシ類で、体長は約4.9mm。

  寄主: 水稲等、主にイネ科植物。

  加害: 雑草地等で増殖し、水田へ侵入。幼虫・成虫が籾を吸汁し、斑点米が発生。

 

水稲、大豆、野菜類のカメムシ類

ミナミアオカメムシ

ミナミアオカメムシ  形態: 成虫は緑色で、体長は12〜16mm。白色帯型等、体色変異あり。アオクサカメ

           ムシに似るが、触角の色、腹部背面の色等で識別できる。

  寄主: 主にイネ科植物や豆類、野菜類等の広範囲の植物。

  加害: 幼虫・成虫が水稲の籾を吸汁して斑点米、大豆の子実を吸汁することにより、

  ミナミアオカメムシ変異         減収や品質低下。

 

 

 

  (写真下 幼虫)

アオクサカメムシ

アオクサカメムシ2 形態: 成虫は鮮やかな緑色で、体長12〜17mm。黄褐色や黄色斑紋等、体色変異あ

          り。ミナミアオカメムシに似るが、触角の色、腹部背面の色等で識別できる。

 寄主: 主に豆類や野菜等の広範囲の植物。

 加害: 幼虫・成虫が大豆の子実や果菜類等を吸汁することにより、減収や品質低下。

アオクサカメムシ変異

   (写真下 幼虫)

大豆の吸汁性カメムシ類

ホソヘリカメムシ

ホソヘリカメムシ

  形態: 成虫は茶色で、体長は14〜17mm。

  寄主: 大豆等、主にマメ科植物。

  加害: 幼虫・成虫が大豆の子実を吸汁することにより、減収や品質低下。

 

イチモンジカメムシ

イチモンジカメムシ

  形態: 成虫は緑色で前胸背に白色または紅色の一文字模様がある。体長9〜11mm。

  寄主: 大豆等、主にマメ科植物。

  加害: 幼虫・成虫が大豆の子実を吸汁することにより、減収や品質低下。

 

果樹カメムシ類

チャバネカメムシ

チャバネアオカメムシ  形態:成虫や緑色で、翅の部分が茶色。体長は約11mm。

  寄主: スギやヒノキ等で増殖し、果樹(ナシ、リンゴ等)を加害。

  加害: 山林等から果樹園へ侵入。果樹の果実等を吸汁することによる品質低下。

 

クサギカメムシ

クサギカメムシ  形態: 成虫は暗褐色で、体長は13〜18mm。

  寄主: 多食性で、果樹や豆類など幅広い植物に寄生。

  加害: 山林等から果樹園へ侵入。果樹の果実等を吸汁することによる品質低下。

 

ツヤアオカメムシ

ツヤアオカメムシ  形態: 成虫は光沢のある緑色で、体長は約15mm。

  寄主: スギやヒノキ等で増殖し、果樹(ナシ、リンゴ等)を加害。

  加害: 山林等から果樹園へ侵入。果樹の果実等を吸汁することによる品質低下。

 

 

お問い合わせ

農業総合研究センター 環境技術指導部防除課

〒320-0002 宇都宮市瓦谷町1080

電話番号:028-665-1241

ファックス番号:028-665-1759

Email:nougyou-s@pref.tochigi.lg.jp

バナー広告