「園芸大国とちぎづくり」について

本県園芸は、恵まれた気候や首都圏に位置する地理的優位性を活かし、首都圏農業の主要な柱として、その振興を図ってきた結果、産出額はこの30年で約300億円増加し、平成27年には初めて1,000億円を突破しました。

そこで、県では平成29年に「園芸大国とちぎづくり推進方針」を策定し、施設園芸の高度化や水田を活用した露地野菜産地の育成などを推進してたところです。昨今、デジタル技術の進展や資材価格の高騰などの情勢変化によって新たな課題が生じていることから、それら課題を克服し、時代の逆風に流されない持続可能な園芸生産を実現するため、令和５年10月に新たな「園芸大国とちぎづくり」推進方針を策定し、推進することとしています。

ワンストップの相談窓口「園芸総合相談所」(愛称「みのりす」)
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ワンストップの相談窓口「園芸総合相談所」(愛称「みのりす」)

「園芸大国とちぎづくり」の実現に向け、農業振興事務所、生産振興課にトータル的なサポートを行うワンストップの相談窓口「園芸総合相談所」(愛称「みのりす」)を設置しています。

「みのりす」の由来

みのり(作物が実る、思いが結実する、産地化の実現)とプレイス(英語で場所を意味するplace)をつなぎ合わせた造語です。園芸を志す生産者の思いを産地化へとつなげる(実現に導く)場となるとともに、多くの旅人の羅針盤となってきた北極星を示す「ポラリス」と掛け合わせました。

支援の例は以下のとおりです。是非御活用ください。

(1) 新規栽培者への支援

園芸導入に向けた助言指導
推進資料等を活用した栽培計画の作成支援

(2) 産地化に向けた取組支援

規模拡大、コスト低減に向けた支援策の紹介
栽培面積確保に向けた取組(市町(農地中間管理事業)との連携)

(3) 流通・販売対策支援

土地利用型園芸産地力向上支援事業（ベジタブル・マーケター）等を活用した販売力強化の支援

園芸総合相談所パンフレット（PDF：206KB）

設置場所(窓口)

お住まいの市町	相談窓口設置場所	住所	電話番号
宇都宮市、上三川町	河内農業振興事務所経営普及部	宇都宮市竹林町1032-2	028-626-3068
鹿沼市、日光市	上都賀農業振興事務所経営普及部	鹿沼市今宮町1664-1	0289-62-6125
真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町	芳賀農業振興事務所経営普及部	真岡市荒町116-1	0285-82-3074
栃木市、小山市、下野市、壬生町、野木町	下都賀農業振興事務所経営普及部	栃木市神田町5-20	0282-24-1101
矢板市、さくら市、那須烏山市、塩谷町、高根沢町、那珂川町	塩谷南那須農業振興事務所経営普及部	矢板市鹿島町20-22	0287-43-2318
大田原市、那須塩原市、那須町	那須農業振興事務所経営普及部	大田原市本町2-2828-4	0287-22-2826
足利市、佐野市	安足農業振興事務所経営普及部	佐野市堀米町607	0283-23-1431
県域	生産振興課	宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階	施設野菜関係028-623-2328 露地野菜関係028-623-2279 果樹・花き関係028-623-2329