重要なお知らせ
更新日:2020年2月18日
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1960年に、イギリスで一ヶ月の間に10万羽以上の七面鳥が死ぬ事故がありました。調査の結果、飼料中のピーナッツに生えていたカビが産生した有害物質が原因と分かり、その物質はアフラトキシンと名付けられました。
このように、一部のカビは人や動物に対して有害な化学物質を生み出します。これを「カビ毒」といいます。アフラトキシンも、その一つです。アフラトキシンは10種類以上存在しますが、中でもアフラトキシンB1は、発がん性があることが知られており、天然物でもっとも強力な発がん物質と言われています。
国内では、食品衛生法において、それまでのアフラトキシンB1のみの規制から、一般食品についてアフラトキシンB1、B2、G1、G2の4種類の総和としての基準が定められました。当センターでも、この4種類について、輸入ナッツを対象にアフラトキシンの検査を実施しています。法律が改正された平成23(2011)年から平成30(2018)年度までに検出した事例はありません。
保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。
お問い合わせ
保健環境センター
〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13
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