高病原性鳥インフルエンザに関する情報 鶏肉・鶏卵の安全性
家きんの肉・卵の安全性について
- 家きんの肉や卵は鳥インフルエンザ発生状況下においても『安全』です。
- 家きんの肉や卵を食べたことによる、鳥インフルエンザのヒトへの感染は世界的にも報告されていません。
- 内閣府食品安全委員会では、以下の理由から、家きんの肉や卵を食べることにより、鳥インフルエンザ(ウイルス)がヒトに感染する可能性はないとしています。
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- 鳥インフルエンザウイルスは鳥の細胞内に入り込み感染することはできますが、ヒトの細胞内に入り込むことはできません。
- 鳥インフルエンザウイルスは酸に弱く、胃酸により感染性が失われます。
農場での対策
- 鳥インフルエンザが発生した場合には、感染鶏や同一農場の鶏は全て殺処分されるなど、家畜防疫上の措置が行われます。
- 鳥インフルエンザに感染した鶏等が市場に出回ることはありません。
食鳥処理場・GPセンターでの対策
- 国産の鶏肉は、食鳥処理場において生体検査が実施されており、病気にかかっている疑いのある鶏は食用にされません。
- 国産の鶏卵は、厚生労働省の定める『衛生管理要領』に基づき、卵選別包装施設(GPセンター)において、次亜塩素酸ナトリウムなどを含む洗浄水で洗卵・消毒されています。
食品等事業者のみなさまへ
- 上記のように、鳥インフルエンザ発生状況下においても、鶏肉・鶏卵を摂取することにより鳥インフルエンザに感染することはありません。
- 鳥インフルエンザに関する正しい知識を持って、食品の製造・加工・販売を行いましょう。
参考情報
鳥インフルエンザについて(内閣府食品安全委員会)(外部サイトへリンク)
鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)(外部リンク)