知事コラム「吹き竹」第186回

県民だより  vol.406(2024年8月号）掲載

 

～マイナンバーカードと運転経歴証明書～

  県内では、7月盆の栃木市等を除き、月遅れのお盆を間もなく迎える。初（新）盆を迎えるにあたり、気ぜわしい家庭も多いことと思う。

  我が家も父母を送ったところだが、ここ数年、介護手続・入退院・葬儀等の責任を妻や兄弟とともに果たし、現在は相続手続中だ。

  両親とも、運転免許返納時に運転経歴証明書の交付を望まなかったし、当然マイナンバーカードも取得していない。（私達も今後の重要性を認識できなかったため。）両親の認知機能が低下し、金融機関等で身分証明ができず用が足りない事態が発生。

  土地の所在等含め、両親が身心ともに健康なうちに準備することの重要性を知ることとなった。

  マイナンバーカードや運転経歴証明書等の取得は極めて重要なことである。

  県民の皆様、転ばぬ先の杖のご用意を！

   知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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