知事コラム「吹き竹」第182回

県民だより  vol.402(2024年4月号）掲載

 

～苦髪楽爪(くがみらくづめ)～

  新年度が始まった。入園、入学、新学年、新学期、新職場、第2(第3)の人生のスタート等、誰もが思い思いの人生を歩み始めたことと思う。

  苦髪楽爪は、高校の担任の先生が、クラス会の場で教えてくれた言葉だ。

  苦労が続くと「髪」が早く伸びやすく、楽をして生活していると「爪」の伸びが早くなることを、苦髪楽爪と言うそうだ。

  大きな環境の変化が起きるこの季節は「五月病」なども待ち受けている。

  それらを回避するためにも健康保持に心掛けねばならない。特に、適度な運動、快食、快眠等に努めてほしい。

  髪にも爪にも優しい一年であることを願う。

   知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

---

お問い合わせ