知事コラム「吹き竹」第183回

県民だより  vol.403(2024年5月号）掲載

 

～こどもの日・交通安全を誓う～

  「春の交通安全県民総ぐるみ運動」が先月終了した。関係者のお骨折りに感謝申し上げます。

  小学校に入学した孫が、入学前に初めて一人で訪ねて来た。入学祝いにプレゼントした自転車に乗れるようになったと。

  その夜自動車で帰宅中、ライトが点いておらず黒っぽい洋服を着た認知しにくい電動カートとすれ違い、一瞬ハッとした。

  親や祖父母から贈られた自転車デビューのこどもや、若葉マークのドライバー、免許返納により電動カートに乗り換えた人なども多い季節と思う。

  昨年の交通事故死者数は、6年ぶりに増加し、59人であった。

  こどもや高齢者等を交通事故から守っていかねばならない。誰もが交通マナーを守り、自転車に乗る人はヘルメットを着用し、ドライバーには人にも地球にも優しい運転を願いたい。

   知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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