就農に必要なのは栽培知識だけではなく、機械操作や施設管理、修繕技術などの実践的な“総合力”です。特に近年は物価高騰の影響により施設部材や資材の購入費が増大しており、パイプハウスを自ら建てるなど「自分で工夫し、作り出す力」がこれまで以上に重要になっています。
いちご学科では、こうした力を身につけるために、金属パイプを使った工作実習を行いました。いちご栽培ではパイプハウスをはじめ、多くの場面で金属パイプを利用するため、学生たちは部材の扱い方から、パイプの切断・固定といった基本工程までを実際に体験し、自分の手で“使えるものを作る”技能を磨いています。
今年度は、パイプの扱いに慣れるための取り組みとして、パイプハウス等に使用する部材を活用したオリジナルの椅子を作る実習も実施しました。設計から組立までを自ら行い、強度や使い勝手を考えながら仕上げることで、創意工夫や構造への理解が一層深まる内容となりました。
学生からは「自分で作ると安くできるし愛着もわく、ほ場で使うものはできる限り自分で作れるようになりたい」、「パイプハウスも自分で建てられるように、これからも学んでいきたい」といった声が聞かれ、学生の大きな達成感と実践的な学びになっています。
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| 実習風景 |
オリジナルの椅子作りにチャレンジ |
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| できあがった作品1 |
できあがった作品2 |
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