【安足地域】安足地方スマート農業研修会を開催しました！

令和6(2024)年6月25日（火曜日）、足利市内のほ場で「安足地方スマート農業研修会」を開催し、足利市と佐野市の認定農業者や女性農業士、関係機関団体担当者など約40人が参加しました。

研修会では、県からスマート農業推進方針やとちぎグリーン農業について説明を行ったほか、BASFジャパン株式会社から衛星画像とAI分析による栽培管理支援システム（ザルビオフィールドマネージャー）の紹介がありました。さらに、ヤンマーアグリジャパン株式会社から「ザルビオフィールドマネージャー」を活用した「可変施肥田植」の実演も行われ、参加者たちは熱心に見学していました。

「ザルビオフィールドマネージャー」は、衛星画像データを利用して各ほ場の生育状況や地力を視覚化することができます。さらに、可変施肥田植機との連携により、ほ場内の地点ごとに地力にあわせた施肥を行う「可変施肥」が可能となります。これにより、作物の生育ムラを解消し、収量と品質の安定化を図るとともに、肥料の削減が期待されます。

スマート農業技術は、農作業の効率化や省力化に向けて、今後も発展が見込まれる分野です。安足農業振興事務所では、今後もスマート農業技術に関する情報を発信していきます。

【研修会資料】

資料1：栃木県における土地利用型経営体の経営改善や効率化を目指したスマート農業の推進について（PDF：1,512KB）

資料2：栽培管理支援システムザルビオフィールドマネージャーについて（PDF：6,265KB）

資料3：ザルビオフィールドマネージャーにおける地力マップを活用した可変施肥田植の実演について（PDF：2,822KB）

資料4：とちぎグリーン農業について（PDF：9,945KB）