[上都賀地域笹原田地区]令和3年度ほ場整備工事が完了し、水田で稲が元気に育っています!!

笹原田地区は、鹿沼市街の西部に位置し、一級河川大芦川及び黒川の間に展開する水田地帯です。工事前の水田は、区画が小さいため大型のトラクターやコンバインなどでの作業が困難で、加えて幅が狭い農道では農業機械のすれ違いが出来ず農繁期の作業に支障をきたしていました。このため、農地の生産性向上と担い手の確保・育成、農地の集積・集約化並びに園芸振興を目的に、平成30年度から県営事業として水田の区画整理(ほ場整備)をスタートしました。

令和3年度は、約11.5haのほ場整備工事を実施し地区の100%が整備されました。

 

 

令和3年度工事実施前(第1工区)

令和3年度工事完成(第1工区)

令和3年度工事実施前(第2,3工区)

令和3年度工事完成(第2,3工区)

 

 

ほ場整備工事実施前後の水田を上空から撮影した写真を見ると、小さな区画だった水田が農道と水路とともにまっすぐで大きな区画になっていることが分かります。水田の区画を大きくし、農道を整備したことにより、大型のトラクターやコンバインを導入することができ農作業効率が良くなります。併せて、用排水路を整備したことで、水管理省力化・排水能力の向上・維持管理費の節減も期待できます。また、水田の水はけも良くなることで大豆やそばなどの水稲以外の作物の栽培も出来るようになります。

このほか、本事業を通じて地域の中心となる農家(担い手)の経営規模拡大を支援するため、分散していた農地を集める農地の利用集積・集約化を推進していきます。

 

【事業概要】

総整備面積：32.8ha

総受益戸数：39戸

予定工期：平成30年～令和5年

関係土地改良区：笹原田土地改良区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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