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更新日:2024年4月19日
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令和6(2024)年3月21日付で、下記のとおり、栃木県伝統工芸品の新規指定及び伝統工芸士の新規認定を行いました。これにより、栃木県の伝統工芸品は59品目72件、栃木県伝統工芸士は174名となりました。
伝統工芸品 | 指定製造者 | 市町 |
寺澤家の和太鼓 | 寺澤友右衛門 真一 | 那須烏山市 |
押絵 | 阿久津 華重 | 高根沢町 |
かぬま足袋 | 大和 惠 | 鹿沼市 |
益子草木染 | 若菜 萠 | 益子町 |
郷土玩具日光茶道具 | 安久都 敏男 | 日光市 |
郷土玩具日光茶道具 | 小林 康昭 | 塩谷町 |
伝統工芸士 |
伝統工芸品 | 市町 |
小林 渡 | 益子焼 | 益子町 |
染谷 佳男 | 鹿沼総桐箪笥 | 鹿沼市 |
登丸 久 | 竹工芸 | 大田原市 |
諸岡 典子 | 宮染め | 宇都宮市 |
大塚 美和 | 宮染め | 宇都宮市 |
大倉 吉久 | 黄鮒 | 宇都宮市 |
栗田 好弘 | 渡良瀬遊水地よしず | 野木町 |
野口 雅宝 | 足利の金彩工芸 | 足利市 |
工芸品名をクリックすると「とちぎの伝統工芸品HP(外部サイト)」の各工芸品紹介ページにリンクします。
同日の令和6(2024)年3月21日(木曜日)、栃木県庁昭和館で令和5(2023)年度伝統工芸品指定及び伝統工芸士の認定式を開催しました。
○寺澤家の和太鼓(那須烏山市)
江戸時代(1818年ごろ)から現在の那須烏山市で作られはじめました。
丸太をくり抜くところから皮張り、鋲打ちまで一貫して作業することで、胴材と皮がよく馴染み、それぞれのお祭りの雰囲気やお囃子に調和した音色を奏でます。
製造者:寺澤友右衛門真一
店舗名:寺澤太鼓店
TEL:090-3008-8518
○押絵(高根沢町)
綿を絹などの布でくるみ、厚みをもたせた部品を組み合わせていくことで、立体感のある風景や人物を描きます。江戸友禅や日本画の技法を取り入れながら発展しました。羽子板や額装をはじめ、ブローチや子供のおもちゃとして楽しまれています。
製造者:阿久津 華重
TEL:028-675-3947
○かぬま足袋(鹿沼市)
明治時代から使われている道具を使いながら、ひとつひとつ手縫いで作られます。
縫い上がった足袋を木槌で叩き生地を馴染ませることで、履き心地の良い足袋に仕上がります。鹿沼秋祭りをはじめ、各地のお祭り文化や職人を足元から支えます。
製造者:大和 惠
店舗名:大和屋足袋店
TEL:0289-62-3801
○益子草木染(益子町)
江戸時代(1789~1801年ごろ)に益子町で製造されるようになりました。
藍を中心として、茜や五倍子などの天然染料で染められた生地は、素朴な美しさと深い味わいがあります。渋紙で作った筒から防染糊を絞り出し繊細な模様を描く、「筒描き/筒描藍染」と呼ばれる技法などを用います。
製造者:若菜 萠
店舗名:アトリエ草冠
TEL:0285-72-2922
HP:筒描藍染工房 - アトリエ草冠 (外部サイトへリンク)
○郷土玩具日光茶道具(日光市、塩谷町)
江戸時代に、日光彫の木地師(※)が作り始めたと言われています。
木工ろくろの技術を生かしてひとつひとつ手作りされたミニチュアの茶道具です。細部まで繊細に作り込まれています。
※木地師:木工ろくろを用いてお皿などの木工品を加工、製造する職人のこと
製造者:安久都 敏男 TEL:0288-53-2318
製造者:小林 康昭 TEL:0287-45-1239
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