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更新日:2021年10月14日
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薬物乱用とは、「決められたルールを守らないで、薬物を使用すること」を言います。
例えば、
・法律で禁止された薬物を使用すること
・医薬品を本来の目的以外で使用すること
が薬物乱用に当たります。
乱用される薬物には、覚醒剤や麻薬の他、向精神薬、有機溶剤、ハーブ等に薬物を混入させた危険ドラッグなどがあります。
また、乱用される薬物は、色々な名前や形状で忍び寄ってくるので、だまされないように注意が必要です。
名称 | 覚醒剤 | 大麻 | MDMA | 有機溶剤 | 危険ドラッグ |
通称 |
シャブ、スピード、エスなど |
ハッパ、クサ、野菜など |
エクスタシー、バツなど |
シンナー、アンパン、ジュントロなど |
ハーブ、お香、アロマオイルなど |
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乱用される薬物は、脳に作用し、意識障害や、幻覚・妄想などを引き起こします。また、心臓や肝臓などに障害を引き起こし、死亡することもあります。特に、一度ダメージを受けた脳は元に戻らないため、一生後遺症に苦しむことになります。
乱用される薬物には、依存性(やめたくてもやめられなくなる)と耐性(同じ量では効きにくくなる)があります。
このため、薬物を乱用するとやめられなくなり、徐々に使用量と回数が増え、より依存性が強まる悪循環になってしまいます。
薬物乱用の影響(正常な判断ができない、運動機能が低下、幻覚・妄想に襲われるなど)で、重大な事故や事件が数多く引き起こされています。
また、薬物の乱用を続けるためにお金が必要になって、犯罪に手を染めるケースも少なくありません。
薬物乱用者の多くは、違法な薬物を身近な人から勧められたことをきっかけに、乱用をはじめます。
「やせる薬だから」「疲れがとれるよ」「いやなことが忘れられる」など言葉たくみに誘われても、はっきり断ることが重要です。
近年は薬物が密売される手段として、拡大しているのがSNSです。SNSを通して薬物の売人と関わることは多くの危険を伴います。もし、そのような投稿を見つけても絶対に誘いに乗らないようにしましょう。
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