県内の一部の市町で採取される野生のきのこ類、山菜類で出荷制限等の指示がでています

県内の一部の市町で採取される野生のきのこ類、山菜類で出荷制限等の指示がでています。

• 厚生労働省の市場買上調査により、県内の原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限区域から採取された「コシアブラ」から食品衛生法で規定する基準値（放射性セシウム濃度100Bq/kg）を超える放射性物質が検出されました。その後の県の調査で同じ販売者により出荷制限区域内から採取された山菜類等が流通、販売されていないことを確認しています。
• 本県の一部の市町で採取される野生のきのこ類、山菜類は、東京電力福島第一原子力発電所事故を原因として、基準値を超える放射性物質が検出されています。このような状況から原子力災害対策特別措置法に基づき、出荷制限区域が設定されています。
• 県民の皆様方には、「購入者の立場」、「出荷、販売者の立場」それぞれの注意事項を下記に示しますのでご注意下さい。

購入者の皆様へ

• 野生のきのこ類、山菜類を店舗（ネットを介する販売）で購入する際は、必ず食品表示等を確認し、出荷制限区域以外で採取されたものであることを確認してください。
• きのこ類、山菜類は、「栽培」と「野生」で出荷制限の有無が異なる場合があります。出荷制限品目が流通していないことが分かるように、商品や売場に「栽培」か「野生」かが表示されています。
• 出荷制限区域から採取して販売されたものでないことが分かるように、商品や売場に産地名が「市町名」まで表示されています。

出荷、販売者の皆様へ

• 出荷、販売する際は、採取した場所が、出荷制限区域内か、出荷制限区域外かを必ず確認してください。
• 出荷制限区域内か、出荷制限区域外かは、県ホームページ「野生のきのこ・山菜（野生）の出荷制限及び出荷自粛要請について」で確認してください。

出荷制限区域内

• 出荷制限区域内で採取されたきのこ類、山菜類は、販売（ネット販売を含む）することはできません。

出荷制限区域外

• 出荷制限区域外であっても販売前の検査により安全性（放射性物質量が食品衛生法で定められている基準値より低いこと）を確認することが必要です。
• 本県で実施、公表している放射性物質モニタリング検査の結果も利用できます。検査結果は県ホームページ「野生きのこ、山菜(野生)、野草類の検査結果」で検索できます。
• 販売の際は、正しい「産地（市町名）」、「栽培」か「野生」の表示を徹底してください。

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