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ホーム > くらし・環境 > 食生活 > 食の安全・安心 > 子育て世代(保護者)を対象としたリスクコミュニケーション > 食品に関するリスクコミュニケーション「カフェインについて学ぼう!」を開催しました
更新日:2021年3月24日
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子育て中のお母さん達にお声かけして、「カフェイン」について勉強するリスクコミュニケーションを開催しました。
開催日時:令和元(2019)年11月25日(月曜日) 10時から12時
場所 :栃木県河内庁舎大会議室(宇都宮市竹林町)
参加者 :子育て中のお母さん 14名
(7人のお子さんも一緒に参加してくれました。)
hikari no cafe 蜂巣小珈琲店の焙煎士の皆さんによる出張講座を行いました。
5種類のコーヒーを試飲し、焙煎の仕方、産地による味の違いを体感していただきました。
目の前で、美味しいコーヒーを入れてもらい、会場は良い香りに包まれました。
コーヒー豆、茶葉、カカオ豆、ガラナなど天然に含まれる食品成分の一つ
適量を摂取すると・・・頭がすっきり・眠気を覚ます効果
多量に摂取すると・・・めまい、心拍数増加、興奮、不安、震え、不眠、下痢、吐き気などを引き起こし、重篤化すると死亡することもある
コーヒーや緑茶などに含まれていることは有名ですが、エナジードリンクや風邪薬・頭痛薬などの医薬品、滋養強壮ドリンクなどの指定医薬部外品にも多く含まれています。
エナジードリンク、サプリメント、眠気防止薬は商品により含まれる量が異なります。
食品安全委員会・厚生労働省の資料抜粋
1.カフェイン含有医薬品と同時に飲用しない
2.指定医薬部外品など、1日の用量が決まっているものは、表示のとおり適切に飲用する
※指定医薬部外品の滋養強壮ドリンクの多くは、「1日1本」「15才未満は服用しない」等の注意書きがありますので、表示をよく読みましょう。
3.カフェインを多く含む飲み物を1日に何本も飲まない
※エナジードリンクなどの飲み物に記載されているカフェイン含有量は、「100ml当たり」の量になります。500ml入りであれば、記載されている量の5倍となりますので注意が必要です。
4.カフェインを多く含む飲み物はアルコールと一緒に飲まない
アルコールによる酔いがわからなくなり、アルコールを飲み過ぎたり、脱水症状を起こすことがあります。
食品安全委員会の資料抜粋
参加者の皆さんからは次のような声が聞かれました。
・薬や栄養ドリンクに、カフェインが含まれているなんて知らなかった。これから、注意したい
・コーヒーを飲んだ後に体調が悪くなることがあったので、カフェインについて気になっていた
・量に注意して、これからもカフェインと付き合っていきたい
・妊娠中・授乳中にも、量さえ注意すれば、コーヒーを飲んではもよいと知り、ホッとした
カフェインに限らず、ある特定の成分を多く含む食品(例えば健康食品など)を食べるときは、量に注意しましょう。
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医薬・生活衛生課 食品安全推進班
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