重要なお知らせ
更新日:2024年11月5日
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事故や病気などによって脳が損傷を受けると、損傷した場所によって様々な症状が現れます。その中でも、思考・記憶・行為・言語・注意などの脳の機能に障害が起きた状態を高次脳機能障害といいます。
高次脳機能障害は、外見からは分かりにくいため(本人が気付かないこともあります。)、周りの人から理解を得ることが難しく、誤解されてしまうことがあります。そのため、本人や家族がつらい思いをすることも少なくありません。障害者の周囲の方にもこの障害に対する理解が必要です。
【原因の具体例(主なもの)】
ア 事故:交通事故、転落、転倒等
イ 疾病:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳炎低酸素脳症等
【障害の具体例(主なもの)】
ア 記憶障害:事故や病気の前に経験した事が思い出せなくなったり、新しい景観や情報を覚えられなくなった状態等
イ 注意障害:周囲からの刺激に対し、必要なものに意識を向けたり、重要なものに意識を集中させたりすることが上手く出来なくなった状態等
ウ 遂行機能障害:必要な情報を整理し、目的を持って計画し、段取りをつけて処理していく「一連の作業」を行うことが難しくなる状態等
エ 社会的行動障害:行動や感情を場面や状況に合わせて適切にコントロールすることが出来なくなった状態等
※損傷を受けた脳の部分により、障害の程度や現れ方は異なります。
本県では、県全体の支援拠点となる高次脳機能障害支援拠点機関(支援拠点機関)である障害者総合相談所及び(地独)栃木県立リハビリテーションセンター(外部サイトへリンク) と、所在する障害保健福祉圏域を中心に高次脳機能障害の診断・評価、専門的な相談支援等が可能な5医療機関を高次脳機能障害支援拠点機関(地域支援拠点)に指定し、各種事業を実施しています。
お問い合わせ
障害福祉課
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