重要なお知らせ
更新日:2024年12月9日
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奥日光清流清湖保全協議会(日光市、県及び国で構成)が主催し、地元住民等の協力のもと、湯ノ湖で湖畔清掃を実施しました。例年同時期に行っている水草「コカナダモ」の人力による刈取り作業も併せて実施し、約1,820kgのコカナダモを刈り取りました。
湖岸から錨(いかり)を投げ込み、コカナダモを引っかけることによって刈り取ります。
湯ノ湖の富栄養化対策として、コカナダモの刈取りを実施しています。富栄養化とは、湖沼中の窒素やりんといった栄養塩類が増えることをいいます。富栄養化すると、栄養塩類を養分として成長するプランクトンが増加するため、透明度が低下する等、水質の悪化の原因とされています。
コカナダモは、春から夏にかけて生長している間は栄養塩類を吸収していますが、冬になって枯れると、この栄養塩類が再び湖水中に溶け出してしまいます。このため、コカナダモが枯れる前に刈り取ることで、吸収した分の栄養塩類を湖外に除去しています。
人力刈取りは平成10(1998)年度から協議会関係者を中心に毎年実施しており、令和4(2022)年度からは協議会関係者以外の参加者も広く募って実施しています。
お問い合わせ
環境保全課 水環境担当
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館11階
電話番号:028-623-3189
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