重要なお知らせ
更新日:2023年3月14日
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5Gとは、第5世代移動通信システムの略で、1 超高速通信 2 超低遅延通信 3 多数同時接続が可能となる新たな通信規格です。
5G |
4G |
|
1 超高速通信 |
下り:最大20Gbps 上り:最大10Gbps |
下り:最大1Gbps程度 上り:最大数百Mbps |
2 超低遅延通信 |
1ミリ秒(1/1,000秒) |
10ミリ秒(10/1,000秒) |
3 多数同時接続 |
100万台/k㎡ |
10万台/k㎡ |
※ あくまで規格の性能要件であり、実際の通信速度は、通信環境や端末(スマートフォン、タブレット等)の仕様等に依存します。
これらは単一のネットワークで全てに対応する必要は無く、それぞれの利用シーンに応じて必要な性能を提供すればよいとされています。
例
(参考)
5Gは、「sub6(サブシックス)」と呼ばれる3.7GHz帯・4.5GHz帯、「ミリ波」と呼ばれる28GHz帯の電波の割り当てがあります。
特に高い周波数帯では、電波の直進性が増し、障害物を通り抜けにくくなったり後方に回り込めなくなるほか、カバレッジ(電波が届く範囲)が狭くなるという特性もあります。
また、総務省の省令改正により、4Gの周波数を5Gに転用可能となり、5G提供エリアの拡大が期待されています。一方で、5Gに期待されている速度が実現できない懸念もあります。
(参考)
令和5(2023)年3月1日現在、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル4社が5Gサービスを提供しています。
栃木県内において、今後の各通信キャリアによる提供エリア拡大が期待されます。
(参考)
ローカル5Gは、通信キャリアがサービスを提供する5Gと同じ技術を活用した移動通信システムです。
企業や自治体等が産業や地域等の個別ニーズに応じて自らの建物内や敷地内でスポット的に柔軟に構築することが可能であり、セキュリティ対策や通信の安定性を図りながら、工場や農場等におけるスマート化や自動化、さらには生産性向上が狙えます。
一方、通信キャリアの5Gとローカル5Gの端末(スマートフォン、タブレット等)に互換性はなく、現在一般に販売されている端末をローカル5Gで利用することはできません。
また、利用するためには、あらかじめ利用者が電波法に基づく申請を行い、総務大臣の免許を受ける必要があります。
(参考)
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