企業名 | 日信工業株式会社 栃木開発センター |
---|---|
住所 | 〒321-0525 栃木県那須烏山市福岡722-1 |
TEL | 0287-88-1215 |
ホームページ | http://www.nissinkogyo.co.jp/ ※クリックすると別ウィンドウで開きます |
自動車業界では、【】ロゴで知られている二輪車・四輪車向けブレーキメーカーの日信工業株式会社栃木開発センター様をお訪ねし、お話しをお伺いしました。
当社の核となる技術は、ブレーキシステム技術及び、創業以来ブレーキ造りで培ってきた
高度なアルミ鋳造・加工技術です。
1953年の創業以来、長野県上田市に本社を置き、国内5拠点、世界15拠点で
二輪車・四輪車のブレーキ部品を最先端の技術で世に送り出しています。
ブレーキ製品
二輪車 : キャリパー、マスターシリンダー、クラッチマスターシリンダー、連動ブレーキシステム、ABS等
四輪車 : タンデムマスターシリンダー&マスターパワー、キャリパー、ABS、ESC、回生ブレーキ、ヒルストップバルブ等
アルミ製品
四輪車 : エンジンマウントブラケット、リアアルミナックル
主要取引先:本田技研工業㈱、トヨタ自動車㈱、ダイハツ工業㈱、スズキ㈱、ヤマハ発動機㈱、いすゞ自動車㈱、川崎重工業㈱、富士重工業㈱、三菱自動車工業㈱、ゼネラルモーターズ、ハーレーダビットソン
主要納入先である自動車メーカが栃木県内に進出しており、お客様とタイムリーなコミュニケーションを実現させ、開発スピードを上げることを目的に、当社も1986年に栃木県高根沢町に栃木技術センターを開設しました。
また、ブレーキシステムの技術革新にはテストコースを用いた実車評価が
必要と判断し、2000年に広大な土地の取得が可能であった南那須町(現:那須烏山市)に
テストコースを新設し、2003年同所に開発棟を建設し栃木開発センターとして移転いたしました。
今では北関東自動車道も全線開通し、本社(長野県)との連携など交通利便性も格段に向上しています。
栃木開発センターはお客様と社会のニーズに応え、環境と安心に貢献する
商品群を創出すべく開発活動を行っております。
当事業所では、主に四輪車用のブレーキ製品、二輪車・四輪車用のメカトロ系部品、
及び制御システム開発を行っており、
CAE解析(強度、挙動確認、鋳造欠陥、ブレーキ鳴き等)、
シミュレーション技術を用いたHILS診断(ABS、ESCのプログラム診断)、
多種にわたるダイナモ試験、テストコースで行う実車評価など多角的な評価を軸に
開発に取り組んでおります。
自動車機能3要素「走る・曲がる・止まる」の「止まる」のみでなく
「走る・曲がる」の一部も制御し、運転者の補助としてより安心していただける商品を開発し、
日本、米国、欧州、アジアと世界中に提供しています。
皆さんが乗っている自動車にも栃木開発センターで開発された製品が使われているかも知れません。
地元の皆さんに日信工業の企業活動を理解していただき、
また、社員やその家族とコミュニケーションを図るために「日信フェア」を毎年秋に開催しています。
当日は、事業所周辺地域のクリーン活動やテストコースの低μ路を使用したABS、VSA機能を
一般の方にも体験していただいております。
また、栃木県ドクターヘリ事業にも参画し、テストコースの一部をヘリポートとして提供し
地域の皆さまの迅速な初期治療と救命のお手伝いをしています。
栃木県は企業立地としても、居住地としても、とても恵まれております。 ここ那須烏山市の豊かな自然環境の中に、日信工業の頭脳である開発センターを開設し、 栃木から世界に向けて事業展開をしております。 皆様の応援をよろしくお願いいたします。