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| 企業名 | 株式会社クボタ 宇都宮工場 |
|---|---|
| 住所 | 〒321-0905 栃木県宇都宮市平出工業団地22-2 |
| TEL | 028-661-1111 |
| ホームページ | http://www.kubota.co.jp/ ※クリックすると別ウィンドウで開きます |
「壁がある。だから、行く。For Earth For Life クボタ」をコンセプトとして、持てる技術ノウハウを最大級に発揮し社会に貢献し続けている株式会社クボタ様。 今回は、平出工業団地にある宇都宮工場様をお訪ねし、工場長、勤労課長にお話を伺いました。
【 工場長 三浦 昇司様 】
当工場は、当社で国内唯一のコンバイン・乗用田植機という作業機の製造をしている工場です。
これら製品は季節性を特徴としており、工場ではお客様が必要なときに、必要なものを必要なだけ出荷できるモノ作り、すなわち年間を通じ量変動をさせる生産体制をとっております。
また海外に関しては、中国・タイ製造拠点でのマザー工場であり、アジアを中心にグローバルな事業展開をする上で、核となる工場となっております。
昭和44年（1969年）に東日本での作業機製造拠点として栃木県を選定しました。選定にあたっての大きな理由としては、米どころである東北・甲信越・関東地方に近い製造・物流拠点にしたいという点が挙げられます。現在では、当社で国内唯一の作業機製造工場となっております。
周辺にはものづくりの技術の高い協力会社も数多くあるため部品調達の点で有利であり、安定した生産活動を行えます。
従業員も栃木県内の方が大多数を占めており、県民性においても非常に真面目でコツコツと仕事をこなせる方が多いです。
また、日光や那須などの大自然を身近に感じることが出来る点にも、メリットを感じております。
【 製造ラインの様子 】
当社で生産している「田植機」「コンバイン」は業界最高の機能性・耐久性・操作性を誇り最新のICT農業にも対応しており、当工場でのみ生産しております。
「田植機」「コンバイン」共に国内シェアトップを誇り、海外への輸出も行っています。
「田植機」には1台5役（植付・施肥・枕地ならし・除草剤散布・箱施用剤散布）と多彩な機能はもちろん、操作性の優位を図る為「スーパーゆう優ターン機能」、GPSを使った直進キープ機能を搭載しております。
「コンバイン」に関しても業界最高クラス、120馬力のエンジンを搭載し、メンテナンスの優位性を考慮した「フルオープン機能」等も搭載・Eｵております。また、収量・食味センサーという収量・品質・食味の安定をサポートする機能も搭載しています。
今後もお客様に信頼され、愛される製品作りを継続していくことが使命であると感じております。
【 豊年祭りの様子 】
地球環境の保全や日本農業の活性化を支援する社会貢献活動として、ボランティアによる棚田の保全活動や、毎年9月に当工場主催の「豊年まつり」を開催しております。
また、工場見学の受け入れも行っており、2016年度では95団体、延べ3007名の方にご参加いただきました。この他、施設へ車椅子・タオル・石鹸の寄贈をさせていただいております。
「人と環境の共生」をテーマに環境面でも貢献できればと考えており、計画を定め工場内でのエネルギーの低減などにも取り組んでおります。
【 自脱形コンバイン 】
日本農業の現状は、就業人口192万人、平均年齢66.8歳、工作放棄面積42万haであり、国内自給率は40％前後で推移しております。
農業に関わる者として、これらの課題に正面から向かい合い、「もっと農業に、もっと農家に、クボタグループは統合ソリューションで元氣農業を応援します！」というスローガンの下、農業活性化に向けた取組みを強化してまいります。
すなわち、宇都宮工場として、農業を元氣に、農家の方々に元氣になってもらえる工場にしていかなければならないと思っています。
また、海外に関しては、世界的に人口増加からの食料不足の懸念や新興国の都市化・工業化による農業人口の減少により、農業機械のニーズが高まっていくことが予想されます。そういったニーズに応える海外拠点のマザー工場として、世界一の作業機工場を目指して参ります。
我々・ﾌ持つ、優れた製品・技術・サービスを世界の隅々まで活かし、事業を通じて人々の生活を支え、豊かな社会の実現、そして発展に尽力致します。
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