企業名 | 株式会社ケーヒン 栃木開発センター |
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住所 | 〒329-1233 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺2021-8 |
TEL | 028-680-1500 |
ホームページ | http://www.keihin-corp.co.jp/ ※クリックすると別ウィンドウで開きます |
「一つの目標に向かう求心力」を原動力とし、世界をリードするエネルギーシステムメーカーへ、日々躍進を続ける「株式会社ケーヒン 栃木開発センター」をお訪ねし、お話を伺いました。
当社は自動車部品のシステムメーカーとして、電子制御系・燃料供給系・空調系などの各種システム・モジュールといった、いわば「クルマ・バイクの頭脳と心臓部」を手がけています。
四輪車・二輪車のあり方が大きく変化している今、ケーヒンは世界をリードし続ける総合システムメーカーをめざして進化しています。個々の部品に世界最高の品質を求めてきた従来の視野をさらに広げ、メカニクスとエレクトロニクスの高度な融合を図ることで、エネルギーマネジメントシステム全体での最適化をかなえる。これが私たちケーヒンの新たなステージです。もちろん環境との調和という重要なテーマに対しても、私たちケーヒンは燃料電池車(FCV)、ハイブリッド車(HEV)用製品の開発を通じて、地球環境に配慮した次世代のクルマ造りに積極的に取組んでいます。
栃木開発センターは、実車試験やエンジンテスト設備など、実際の使用環境を想定した様々な試験設備を設置し、四輪車、二輪車の燃料供給システムや電子制御システムなど、ケーヒンの先進技術の研究開発を担う拠点です。
栃木開発センターは1997年に設置され、その後、当社事業の拡大にともない、拡張をおこなってまいりました。その際、建屋の増改築や敷地の拡張について栃木県の土地開発公社様や、情報の森とちぎ様に多大なご協力をいただきました。栃木県および、高根沢町の皆様に感謝申し上げます。
当地は穏やかな気候で大きな災害もなく、また、みどり豊かな情報の森は、研究開発に適した快適な環境であると思っています。
低燃費や環境への関心が高まるなか、私たちが展開する四輪事業はガソリン車にとどまらず、天然ガスやハイブリッド車向けの製品も手がけるなど、お客様の多種多様なニーズに対応しています。クルマのエネルギーが変化しても、未来に貢献できる製品の開発に、ますます注力していきます。
また、二輪事業においては、キャブレターのトップメーカーとして、世界をリードし続けてきた私たちは、排出ガス規制に対応したFI(電子燃料噴射)システムにおいてもトップメーカーをめざしています。これまで培ってきた技術をもとに、より高いレベルで小型化・軽量化、省燃費化をめざした次世代システムの開発を推進しています。
ケーヒンでは、各地で地域社会の皆様とともに様々な環境保全活動に取組んでいます。
栃木県内では、那須烏山市と「森づくりに関する協定」を締結し、八溝県民休養公園内にある県有地に「ケーヒン絆の森」を借り受けし、植樹や草刈り活動などの森林整備に取り組んでいます。また、鬼怒川の清流を守るための、清掃活動にも参加しています。
こうしたボランティア活動は、他県でも同様に実施しており、宮城県では、里山活動や河川の清掃活動、また、東日本大震災で被災した海岸を本来のきれいな姿に戻し、素足で歩ける砂浜を次世代に残すためのビーチクリーン運動を、地域社会や本田技研工業株式会社様の協力をいただきながら実施しております。
当社では、企業哲学「ケーヒンフィロソフィー」のなかで、「基本理念」や「行動指針」を定め、世界で働くケーヒングループの社員と共有し、日々の行動の中で実践しています。
基本理念のなかには「良き企業市民の模範となることで、社会と喜びを分かち合おう」という考えがあります。私たちは、世の中から存在を期待されるような企業活動を実践し、社会の皆様の共感と信頼を得ることで、企業の社会的責任を果たし、喜びを分かち合いたいと考えています。
栃木県および地域社会の皆様におかれましては、今後とも、当社へのご理解とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。