企業名 | 平田機工株式会社 関東事業部 |
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住所 | 〒321-0905 宇都宮市平出工業団地10-2 |
TEL | 028-661-3333 |
ホームページ | http://www.hirata.co.jp/ ※クリックすると別ウィンドウで開きます |
さまざまな産業分野で世界中の工場に生産設備をお届けする生産エンジニアリングメーカー、平田機工株式会社 関東事業部様をお訪ねし、お話を伺いました。
昭和26年(1951年)産業用車輌の製造および販売を目的として、熊本県熊本市に平田車輌工業株式会社を設立し、昭和43年(1968年)宇都宮市に工場を設置しました。
平田機工は3つの事業部門で以下のような製品をつくっています。
・自動車関連生産設備
エンジン・トランスミッション組立設備、自動車部品組立設備、ハイブリッド ドライブ向けリフロー炉、マウンターなどの製造・販売
・半導体関連生産設備
ウェーハ搬送ロボット(およびウェーハ搬送システム)、ロードポート(FOUP オープナ)、EFEM(Equipment Front End Module)、パネル製造装置などの製造・販売
・家電関連およびその他生産設備
薄型テレビ、冷蔵庫などの自動組立設備、電子部品組立設備、タイヤ生産設備、自動倉庫システムなどの製造・販売
重工業からナノテクまで、さまざまな分野で世界中の工場に生産設備をお届けする、生産エンジニアリングメーカー。それが平田機工です。
取引先のパートナー企業様が宇都宮に工場を設立する際に、当社に出て来ませんかと声を掛けていただいたのがきっかけです。宇都宮工業団地に当時こんなに広大な土地(約15,000坪)を買って大丈夫か?という不安もあったと聞いていますが、今では、7棟の工場と平成24年(2012年)に新設した技術センター、平成29年(2017年)に増築した第2技術センターにおいて、技術者を増員してものづくりに励んでいます。
栃木県には、当社の顧客である電器メーカー様や自動車メーカー様がいくつもありますので、近くてとても便利だと思います。お客様の多い東京方面でも新幹線で1時間もあればいけますし、関東・東北なども車で行けますので便利だと思いますね。
関東事業部は「家電やタイヤなどの生産設備」をつくっています。当社の中でも、タイヤ関連の生産設備は関東事業部でしか生産していません。
それと、ここではあるメーカー様向けの半導体分野の後工程設備を生産しています。これが、当社の他の工場と比べて特徴があると言えますね。
あとは、あらゆる分野でのマテハン関係の設備を生産しています。マテハンとは「マテリアル ハンドリング」の略称で機械による作業のことを言います。業務を効率化するために用いられる作業機械を称して「マテハン機器」と呼びますが、作業機械で業務効率化をお考えならば当社をご用命ください。
他の企業様では他の地域から通勤している方もいると聞きますが、当社は地元採用が非常に多いので社員は「MADE in とちぎ」です。
工場周辺の清掃作業や、近隣の工業高校向け工場見学会を年に数回開催しています。
また、工業高校の学生や県内の大学生などが企業を回って実際の状況を見学したいという声があります。当社は地域に住んでいる将来の製造業を担う若者に積極的に協力し、日本のものづくり力を地域と共に継続発展させていきたいと考えます。
当社栃木出身社員に感じることは、大変真面目であり、組織の指示に従った行動が取れることです。しかし、一方で保守的で積極的に意見を述べ挑戦する意欲に欠けるとも言えます。今後の仕事は、常に挑戦意欲を持った行動が必要と考えます。
当社の特長は、世界の生産エンジニアリングメーカーであることです。
当社は人材、設備、資本を有効に活用し、開発・提案、設計、部品製造、組立・検証、生産立ち上げ、保守・サービスと一貫した体制をとっています。内製により、各工程間の意思疎通がスムーズに行われ、高品質で安定した製品をタイムリーにお届けすることができます。
さらに日本だけでなく、アメリカ・メキシコ・ドイツ・シンガポール・タイ・マレーシア・中国・台湾の8カ国に拠点を持っています。そこで、現地でのメンテナンスやサポート、さまざまな変更や改善にも対応できるのが当社の強みです。
お客様のベストパートナーでありたい。私たち、生産エンジニアリングのグローバル企業、平田機工をこれからもよろしくお願いいたします。