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県内企業の声

グラクソ・スミスクライン株式会社 今市工場

企業名 グラクソ・スミスクライン株式会社 今市工場
住所 〒321-1274
栃木県日光市土沢1506
TEL 0288-32-1111
ホームページ http://glaxosmithkline.co.jp/
※クリックすると別ウィンドウで開きます

「生きる喜びを、もっと」をミッションとし、世界中の人々がより充実して心身ともに健康で長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くしておられる、グラクソ・スミスクライン株式会社様。
今回は、日光市にある今市工場様をお訪ねし、生産本部長の淺野雅幸様、生産本部 人事・総務部 総務グループマネージャー 福山勝義様にお話を伺いました。

主な事業内容について

 2000年12月、ともに100年以上の歴史を持つグラクソ・ウエルカムとスミスクライン・ビーチャムとの合併により、グラクソ・スミスクラインが誕生しました。 英国に本社を置き、医療用医薬品、ワクチン、コンシューマーヘルスケア製品の研究開発、生産、販売を行う製薬企業です。
 生産だけではなく海外のグループ会社からの輸入製薬、あるいは委託生産分の製薬の品質管理や製薬の包装なども行っております。また、ぜんそくや子宮頸がんなどの疾患啓発のサイトなども開設しております。こちらのプロモーション活動に関しては本社で行っています。

企業にとっての栃木県の立地環境について

 現在の場所に工場を設置したのは物流のための道路網、雇用の確保、地震などの自然災害の少なさ、良質で豊富な水等、あらゆる事を加味して設置されました。 なかでも水が綺麗な点は実感がありますね。 当然そのまま利用する訳ではないですが、酷く汚染された水では利用できる状態にするまでの設備を2重にも3重にもしなければいけませんので、水の綺麗な点は特にメリットを感じています。
 物流に関しては基本的には一度、工場内のディストリビューションセンター(倉庫)に格納してから出荷していますが、工場設置時に比べるとここ最近の交通インフラの整備(北関東自動車道など)は大きいですね。

「MADE in とちぎ」製品のセールスポイントについて

 弊社では研究・開発、製造、出荷等、R&D(完全分業)の体制で行っております。ここ今市工場は生産部門の位置づけです。
日本国内での弊社の医薬品は委託生産分を除いてほぼ100%、ここ今市工場で生産されています。
完成品を海外のグループ会社から輸入した製品や委託生産した製品も含め、今市工場で厳しく品質のコントロール・管理をしており、合格したものだけ市場に出回るという仕組みです。
 輸入した錠剤を包装したり、抜き取り検査なども行っています。清潔な作業環境の中で、先端技術を取り入れた設備とそこに携わる熟練したスタッフによる厳重な管理のもと、システム化された生産工程を実現しています。
委託生産を除けばグラクソ・スミスクラインの国内工場は今市工場のみとなっている為、引き続き栃木県で営業することで大きく外へ向けてアピールしていきたいと思っています。

地域貢献活動について

【 グラクソ・スミスクライン自社女子ホッケー部 】

 日光市内の小・中学生を対象に「軟式テニス大会」を、37年間に渡り100%スポンサーで開催しています。
 日光市の中学生のインターンシップであるマイチャレンジの協力要請があった際には生徒様の受け入れも行っています。
 また、弊社のコーポレートカラーである「オレンジ」から「オレンジデー」という特別な日を設けて、社員全員に1日休暇を与え、地元へのボランティア活動として足尾銅山の植林活動や日光杉並木の清掃活動を行っています。杉並木に関しましてはオーナーシップにも協力させていただいております。
 その他、当工場には女子ホッケー部があり、アテネ五輪や北京五輪にも日本代表として選手を送り出しました。工場敷地内にあるホッケーのグランドを休日には一般の方へ開放(要予約)しています。
 使用しなくなった実験器具を近隣の中学校や教育委員会へ寄付するという活動も不定期ながら行っています。その実験器具を利用し、昨年には新聞社の賞を受賞された生徒様もおりました。

県民に対して一言

【 日光杉並木の清掃活動 】

 これまでの医薬品に関してはもとより、病気にかかってしまってからの薬ではなく、予防という観点からワクチンを今よりもさらに普及させ未然に病気を防ぐ、ということを目指していくのが大きな方針となっています。
HP上でも情報は配信していますので、ご覧いただければ役に立てると思います。

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