事務所（事業）の概要

鬼怒水道用水供給事業

鬼怒水道用水供給事業は、「県央地域広域的水道事業整備計画」に基づき、県央地域の2市1町1企業団（宇都宮市、真岡市、高根沢町、芳賀中部上水道企業団（芳賀町、益子町））を対象に計画1日最大給水量38,000立方メートルの水道用水を供給するものです。

鬼怒水道事務所

昭和59年度に専用工事に着手、昭和62年10月から一部給水を開始するともに、平成7年4月には計画施設能力38,000立方メートル/日を完成し、平成9年4月から該当市町に給水しています。

給水対象地域	宇都宮市、真岡市、高根沢町、芳賀中部上水道企業団（芳賀町、益子町）
取水量及び給水量	計画1日最大取水量	40,600立方メートル
	計画1日最大給水量	38,000立方メートル
給水能力年次	昭和63年度	19,000立方メートル
	平成7年度	38,000立方メートル
給水開始年次	昭和62年10月	宇都宮市
	平成元年4月	益子町、芳賀町
	平成2年4月	真岡市
	平成9年4月	高根沢町
総事業費	135億円

県央地域における水道の需要量は、生活環境の改善や、生活様式の近代化などにともなって年々増加し、今後も地域の開発整備促進や、生活水準の向上と相まって、さらに増大することが予測されます。

これらの水需要に対処するためには、良質で安定した水を長期的に確保しなければなりませんが、それには各市が独自に水源を確保していくよりも、県が地域ごとに水源を開発し、運営していく方が合理的で安定した水の供給が続けられます。

県営水道は、このような意味で、水源の広域的有効利用や財政投資の効率性を考慮して計画された公益性の高い事業で、県が市町村に対して「水の卸し」を行うとことから、水道用水供給事業とよばれています。