重要なお知らせ
更新日:2022年3月24日
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一般国道121号は、山形県米沢市から栃木県益子町を結ぶ広域幹線道路であり、福島県南会津町から栃木県日光市の日光宇都宮道路に至る約60kmの区間は栃木西部・会津南道路として地域高規格道路の候補路線に指定されるなど、地域間の連携や交流の促進、沿線地域の経済発展、観光の振興を支える重要な路線であります。しかしながら、日光市川治地区、藤原地区においては、急カーブや道幅が狭い箇所が多い上に、急峻な地形から落石や法面崩落が多く発生し、通行止めがたびたび発生するなど、防災上の課題が集中しており、その対策が長年の懸案となっておりました。
この解決を目指して、県では平成29年度に有識者を委員とする「国道121号日光地区防災検討会」を設置し、整備方針等について検討を重ねてきました。その結果、防災事業として既存トンネルを活用したバイパス道路を整備する方針が決定され、令和元年度には、先行整備区間において、工事の技術的難易度が高いことから国が県の代わりに整備を行う直轄権限代行により事業化されました。
本計画路線周辺は多くが日光国立公園特別地域内に位置するなど、自然環境の豊かな地域となっており、本事業の実施にあたっては、自然環境への影響を把握するとともに保全対策を検討し、関係機関、関係者への説明責任を果たしていく必要があります。そこで、自然環境の調査計画、調査結果の評価、保全対策の検討等について、専門家の意見を聴きながら、自然環境に配慮した道づくりを推進していくため、ここに検討会を設置するものであります。
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