重要なお知らせ
更新日:2024年5月21日
ここから本文です。
なしの果実を雹などの自然災害や、害虫、鳥などから守るために「多目的防災網」と呼ばれる網でなし畑全体を包み込むように覆います。網を展張した状態で雪が積もると重みで棚が倒壊してしまう恐れがあるため、冬の間はたたんでおき、春の受粉が終わった後で広げました。
たたんで固定してあるひもをほどき、網に取り付けてあるロープを地上から引っ張って広げます。広げた後は風で飛ばされないようにロープと針金で棚のワイヤーなどに固定しました。
5月の連休頃から栃木県では雹が降ることがあるので、4月中に網を広げておけると安心です。
網張リの様子(1)
網張りの様子(2)
ぶどうは枝や葉、果実が雨に濡れると病気が発生しやすくなるため雨よけを設置することが推奨されます。果樹専攻学生と未来塾果樹専門コースの研修生でぶどう棚の上空に雨よけのビニールを展張しました。
アーチ状の骨組みの上に登り、ビニールを広げ、シワにならないよう両側で引っ張り合いながら、あらかじめ設置してあるレールにビニールを押さえるスプリングをはめ込んで固定していきます。
足場の悪い場所での作業ということもあり、最初のうちこそ皆手こずっている様子でしたが、すぐに慣れてスムーズにできるようになりました。
今後も実習風景をお届けしていきます!!
雨よけビニール張りの様子(1)
雨よけビニール張りの様子(2)
お問い合わせ
農業大学校
〒321-3233 宇都宮市上籠谷町1145-1
電話番号:028-667-0711
ファックス番号:028-667-4943