重要なお知らせ
更新日:2024年11月22日
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県営農地整備事業(経営体育成型)下稲葉地区では、平成29(2017)年度から事業に着手しました。令和元(2019)年度までに、受益面積約200haのうち、約80ヘクタールの工事が完了し、農地の大規模化・汎用化による農作業効率の向上が図られています。
また、令和元年度には、農地整備では県内初となる高感度衛星利用システム(GNSS基地局)とマシンコントロールブルドーザを活用した情報化施工を約5ヘクタールで実施しました。
今回のスマート農業研修会は、工事で整備したGNSS基地局を活用することで、基盤整備との相乗効果が期待される農業機械の自動操舵技術の習得を目的として実施しました。
研修会の様子
GNSS基地局
7月2日(一日目)地域の担い手等を対象としたGNSS基地局と自動操舵装置(トラクタ)の使用方法の実習研修
7月3日(二日目) トラクタと田植機の自動操舵走行のデモンストレーション
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を徹底しながら109名が参加
農業機械の自動操舵装置とGNSS基地局を利用することで、(1)2~3cmの位置精度の実現、(2)モニターでの作業跡確認や自動位置合わせによる作業補助、(3)ハンドル操作自動化による運転者の疲労軽減、(4)不慣れな運転者でも熟練者と同じ精度での作業が可能等の効果が期待出来ます。
壬生町土地改良区と壬生町では、この研修会を契機に、スマート農業の先進性や有効性に対する地域農業者の理解が進むと同時に、担い手への農地集積・集約化や農作業効率の向上、若い世代の就農が促進されることを期待しています。
トラクタの自動走行デモ
田植機の自動走行デモ
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