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更新日:2024年8月9日
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芳賀農業振興事務所管内で堆肥を生産している「肥料の品質の確保等に関する法律」に基づく届出事業者のうち、現時点で公表に同意いただいた堆肥等を掲載しております。
堆肥等を有効活用できるよう、堆肥の生産情報を農業者へ広くお知らせすることを目的としておりますので、情報の転載及び目的外の使用を禁止します。
堆肥等の利用を希望される方は、生産事業者へ直接お問い合わせください。
堆肥の情報に係る公表に同意いただいた方の一覧(PDF版)(PDF:115KB)
(1) 肥料的効果
(2) 化学性改良効果
(3) 物理性改良効果
家畜ふん堆肥を効果的に利用するためには、その特徴を理解する必用があります。下表に示すように畜種、副資材等により特性は大きく異なります。
堆肥の種類 |
畜種 |
施用効果 |
堆肥現物1tの有効成分量(kg)の目安 |
||||
肥料的 |
化学性改良 |
物理的改良 |
窒素 |
りん酸 |
加里 |
||
家畜ふん堆肥 |
牛ふん |
中 |
中 |
中 |
2.2 |
8.7 |
13.1 |
豚ぷん |
大 |
大 |
小 |
11.8 |
28.2 |
17.3 |
|
鶏ふん |
大 |
大 |
小 |
16.8 |
40.9 |
28.1 |
|
オガクズ混合堆肥 |
牛ふん |
小 |
中 |
大 |
0.7 |
4.0 |
8.2 |
豚ぷん |
中 |
中 |
大 |
4.2 |
10.2 |
7.5 |
|
鶏ふん |
中 |
大 |
大 |
2.7 |
11.8 |
9.5 |
|
モミガラ混合堆肥 |
牛ふん |
中 |
中 |
大 |
1.7 |
9.3 |
8.9 |
豚ぷん |
中 |
中 |
大 |
6.7 |
13.4 |
20.2 |
事前に土壌診断を行い、作物ごとの施肥基準量に基づき栽培する土壌に必用な施肥量を求めておくことが大切です。
その上で、堆肥中の有効成分量を考慮し、堆肥を過剰に施用することがないようにその栽培作物に適切な堆肥施用をします。
堆肥による化学肥料代替率は、30%を限度として設定します。
堆肥中の窒素成分の有効化は微生物の働きによるため、地温の影響を受けます。このため、堆肥による窒素成分の化学肥料代替率を30%より多くすると、作物の生育が不安定になります。
窒素以外の肥料成分、りん酸、加里、石灰、苦土については、作物への肥効に限れば代替率を100%まで設定することができます。
〈参考〉栃木県土壌診断プログラム(たい肥活用による減肥診断ソフト
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