昭和５４年８月３日通商産業省第３３４号

昭和５４年８月３日指定（昭和５４年８月３日通商産業省第３３４号により告示）

一　伝統的工芸品の名称

　益　子　焼 

二 伝統的な技術または技法

1.  成形は、ろくろ成形、型起こし成形または手ひねり成形によること。
2. 素地の模様付けをする場合には、化粧掛け、はけ目、彫り、飛びかんな又はイッチンによること。
3. 下絵付けをする場合には、線描き又はぼかしによること。この場合において、絵具は「呉須絵具」、「鉄砂絵具」、「あめ絵具」又は「銅絵具」とすること。
4. 釉掛けには、浸し掛け、流し掛け、はけ掛け又は筒描きによること。この場合において、釉薬は、「並白釉」、「柿赤釉」、「黒釉」、「あめ釉」、「糠白釉」、「灰釉」又は「糠青磁釉」とすること。
5. 釉上絵付けをする場合には、線描き又はぼかしによること。この場合において、絵具は、「呉須絵具」、「鉄砂絵具」又は「銅絵具」とすること。

三　伝統的に使用されてきた原材料

　はい土に使用する陶土は、新福寺粘土、北郷谷粘土、木節粘土又はこれらと同等の材質を有するものとすること。

 

四　製造される地域

 　栃木県　　真岡市 、芳賀郡益子町、茂木町及び市貝町

お問い合わせ