保安統括者等とその資格・経験

甲化・甲機・乙機

すべての種類の高圧ガスの製造に係る保安

乙化・丙化（特別）

4区分のうち経験のある区分に属する高圧ガス及び４区分以外の高圧ガスの製造に係る保安（※7）。 　ただし、保安技術管理者に選任される合の乙化にあっては、すべての種類の高圧ガスの製造に係る保安

丙化（液石）

液化石油ガスの製造に係る保安

• 処理能力 100万（貯槽を設置して専ら高圧ガスの充てんを行う場合は200万）ｍ³/日以上の場合
• ただし、保安用不活性ガス以外の不活性ガス及び空気はその処理能力の1/4を算入し、保安用不活性ガスは算入不要（2及び3において同じ。）

• 1種類以上の圧縮ガス及び2種類以上の液化ガスについてその種類ごとの製造に関する1年以上の経験又はアンモニア、メタノール、尿素、オキソアルコール、酸化エチレン（直接酸化法によるものに限る。）の合成若しくは高圧ポリエチレン及びナフサ分解によるオレフィンの製造に係る高圧ガスの製造に関する１年以上の経験（※2）
• 圧縮機又は液化ガスを加圧するためのポンプを使用して処理することができるガスの容積が 3,000ｍ³/時（液化ガスを加圧するためのポンプを使用する場合にあっては、温度35度における液化ガスの送液量1ｍ³をもって処理することができるガスの容積10ｍ³とみなす。）を超える設備又は温度35度における圧力が20Ｍpaを超える設備を使用してする高圧ガスの製造に関する1年以上の経験（液石則の場合を除く。）
• 圧縮機又は液化石油ガスを加圧するためのポンプを使用して処理することができるガスの容積が3,000ｍ³/時（液化石油ガスを加圧するためのポンプを使用する場合にあっては、送液量300ｍ³。）を超える設備を使用してする高圧ガスの製造に関する1年以上の経験（液石則の場合に限る。）
• 高圧ガス設備の設計、施工、管理、検査業務等に従事し、かつ、当該設備の試運転業務を熟知し、第1号又は第2号にに掲げる高圧ガスの製造に関する1年以上の経験を有する者と同等以上の経験 

• 処理能力 100万（貯槽を設置して専ら高圧ガスの充てんを行う場合は200万）ｍ³/日未満の場合

ただし、液石則の場合には丙化（液石）を加える。

• 1種類以上の高圧ガスについてその種類ごとの製造に関する１年以上の経験（※3）
• 圧縮機又は液化ガスを加圧するためのポンプを使用してする高圧ガスの製造に関する1年以上の経験（一般則及び特定液化石油ガスのみ以外のコンビ則の場合に限る。）
• 高圧ガス設備の設計、施工、管理、検査業務等に従事し、かつ、当該設備の試運転業務を熟知し、第1号又は第2号に掲げる高圧ガスの製造に関する1年以上の経験を有する者と同等以上の経験（※4）

• 特定液化石油ガスのみの事業であって処理能力100万（貯槽を設置して専ら高圧ガスの充てんを行う場合は200万）ｍ³/日未満の場合

• 保安技術管理者の資格・経験を有するとともに、保安技術管理者に選任されているものを直接補佐する職務を行う者

ただし、液石則又はコンビ則（特定液化石油ガス（※1））の場合には丙化（液石）を加える。

• 1種類以上の高圧ガスについてその種類ごとの製造に関する1年以上の経験（※3）
• 圧縮機又は液化ガスを加圧するためのポンプを使用してする高圧ガスの製造に関する1年以上の経験（液石則の場合を除く。）
• 高圧ガス設備の設計、施工、管理、検査業務等に従事し、かつ、当該設備の試運転業務を熟知し、高圧ガスの製造に関する１年以上の経験を有する者と同等以上の経験（※6）

• 保安主任者の資格・経験を有するとともに、保安主任者に選任されているものを直接補佐する職務を行う者

• 保安技術管理者に選任され、その職務に通算して3年以上従事した者
• 保安主任者若しくは保安技術管理者又は従前の規定による高圧ガス作業主任者に選任され、それらの職務に通算して5年以上従事した者
• 保安係員、保安主任者若しくは保安技術管理者又は従前の規定による高圧ガス作業主任者に選任され、それらの職務に通算して7年以上従事した者
• 高圧ガスの製造に係る保安に関する企画又は指導の業務に通算して3年以上従事した者
• 学校教育法による大学又は高等専門学校において化学、物理学又は工学に関する課程を修めて卒業し、かつ、高圧ガスの製造に係る保安に関する業務に通算して7年以上従事した者
• 学校教育法による高等学校において工業に関する課程を修めて卒業し、かつ、高圧ガスの製造に係る保安に関する業務に通算して10年以上従事した者

• 保安企画推進員の資格・経験を有するとともに、保安企画推進員に選任されているものを直接補佐する職務を行う者