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更新日:2022年11月24日

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令和4(2022)年度 とちぎ食品安全セミナー「そのキノコ、本当に食べて大丈夫ですか? ~食品衛生学の観点から毒キノコを学ぶ~」を開催しました

とちぎ食品安全セミナーを開催しました

 栃木県では、消費者や食品関連事業者に対し、食品の安全等について知っていただく場として、とちぎ食品安全セミナーを開催しました。

 今回は、「そのキノコ、本当に食べて大丈夫ですか? ~食品衛生学の観点から毒キノコを学ぶ~」と題して、栃木県立博物館 研究員 山本 航平 先生に御講演いただきました。

開催日時等

 日時

 令和4(2022)年11月9日(水曜日) 13時30分~15時30分

 場所

 栃木県庁 研修館講堂(宇都宮市塙田1-1-20)

 講師

 栃木県立博物館 研究員 山本 航平 先生

 参加人数

 45 名

セミナー内容

 生活衛生課職員が県の取組について20分間説明後、山本先生に90分間御講演いただきました。

 野生のキノコの中には食用キノコのように、大変美味しいものがある一方で、毒キノコも多く存在します。キノコの種類は多種に及び、食用キノコか毒キノコかの判別を正確に行うことはキノコの専門家でも難しいとされています。

 日本に存在するキノコの種類は約6,000種類に及ぶと考えられていますが、名前が付けられているのは約4,000種類に過ぎません。このような状況の中で、野生のキノコについて、一般の方が食用キノコか毒キノコかの判別を行うことは非常に難しく、安易に採って食べたり他の人にあげたり、販売しないでくださいとのお話でした。

 また、図鑑を参考にする際にも、昔は食用とされていたキノコが現在は毒キノコとして分類し直されている場合もあるので、必ず最新の図鑑を参考にするようにしてください!とのお話もありました。

 毒キノコに関するさらに詳しい情報を知りたい方は、栃木県、厚生労働省、食品安全委員会のホームページを御覧ください。

 講演後は、質疑応答を行い、参加者からの御質問について、山本先生に御回答いただきました。

講演1 講演2

セミナーの感想

 当日御参加いただいた方には、セミナー終了後、アンケートに御協力いただきました。アンケートで御回答いただいた御意見や御感想等について一部を御紹介します。(以下、アンケート回答原文より)

  • キノコの種類が多数あることが分かった。
  • キノコの呼び名が地方で違ったり、古い図鑑を参照してしまうこと等、色々な原因で毒キノコを食べてしまう危険性があるのだなと、新しい視点をいただくことができた。
  • キノコの生態から詳しく教えていただけたので一貫して理解しやすかった。キノコは未知のものが多く、専門家の方でも判断がつかないものが多いという事実が衝撃でした。

関連リンク

 栃木県立博物館(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

医薬・生活衛生課 食品安全推進班

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館5階

電話番号:028-623-3114

ファックス番号:028-623-3116

Email:iyakueisei@pref.tochigi.lg.jp