重要なお知らせ
更新日:2024年4月18日
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「依存症」とは、依存対象となる物質(アルコールや薬物)の使用や行動(ギャンブル等)のコントロールが効かなくなってしまう病気です。
代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブル等への依存があります。依存症になると、飲酒や薬物使用、ギャンブル等の行為を優先し、他の活動がおろそかになることで、本人や家族が苦痛を感じたり、生活に困りごとが生じたりすることがあります。
依存症は、誰でもなる可能性がありますが、適切な治療やケアにより、十分に回復が可能であると言われています。
県では、アルコール健康障害、薬物依存症、ギャンブル等依存症に係る医療提供体制を整備するため依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関を選定しています。
専門医療機関では、各依存症に関する入院医療や外来プログラムを実施しています。
受診等を希望する際は、予約等が必要な場合がありますので、各医療機関にお問い合わせください。
対象の依存症 | 医療機関名 | 住 所 | 電話番号 |
アルコール健康障害 | 栃木県立岡本台病院 | 宇都宮市下岡本町2162 | 028-673-2211 |
薬物依存症 |
対象の依存症 | 医療機関名 | 住 所 | 電話番号 |
アルコール健康障害 | 栃木県立岡本台病院 | 宇都宮市下岡本町2162 | 028-673-2211 |
鹿沼病院 | 鹿沼市千渡1585-2 | 0289-64-2255 | |
大平下病院 | 栃木市大平町富田5002-1 | 0282-43-2222 | |
薬物依存症 | 栃木県立岡本台病院 | 宇都宮市下岡本町2162 | 028-673-2211 |
ギャンブル等依存症 | 鹿沼病院 | 鹿沼市千渡1585-2 | 0289-64-2255 |
栃木県立岡本台病院 | 宇都宮市下岡本町2162 | 028-673-2211 |
県では、依存症に係る相談支援体制の整備を図るため、依存症相談拠点機関(以下「相談拠点機関」という。)を精神保健福祉センターに設置しています。
相談拠点機関では、依存症に関する相談支援や研修会の開催、依存症に関する情報の発信などを行っています。
相談を希望する際は、予約が必要ですので、予め相談拠点機関にお問い合わせください。
相談拠点機関のページはこちら
相談拠点機関名 | 住 所 | 電話番号 |
精神保健福祉センター | 宇都宮市下岡本町2145-13 | 028-673-8785 |
依存症は、適切な相談や治療につながることが回復の第一歩になります。
県では、依存症で悩んだ方がいつでも相談できる窓口を調べることができるよう、「とちぎ依存症ポータルサイト」を開設しました。
同サイトでは、栃木県内の依存症に対応した医療機関・自助グループ・回復施設などの相談支援窓口や依存症に関する情報を掲載しています。
相談先で悩んだときは、「とちぎ依存症ポータルサイト」をぜひご利用ください。
とちぎ依存症ポータルサイトはこちら(外部サイトへリンク)
県では、アルコール、薬物、ギャンブルなど様々な依存症にも柔軟に対応できるよう、各依存症の共通の特徴を踏まえた包括的な計画として、令和6(2024)年3月に「栃木県依存症対策推進計画」を策定しました。
大量のお酒を長期にわたって飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態が、アルコール依存症です。
その影響が精神面にも、身体面にも表れ、仕事ができなくなるなど生活面にも支障が出てきます。
またアルコールが抜けると、イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸などの離脱症状が出てくるので、それを抑えるために、また飲んでしまうといったことが起こります。
アルコール依存症は「否認の病」ともいわれるように、本人は病気を認めたがらない傾向にあります。いったんお酒をやめても、その後に一度でも飲むと、また元の状態に戻ってしまうので、強い意志で断酒をする必要があります。
本人が治療に対して積極的に取り組むことに加えて、家族をはじめ周囲の人のサポートがとても大切です。
大塚製薬株式会社の協力の下、県が制作したアルコール依存症に関する啓発アニメです。アルコール依存症とそれに関連する諸問題やその症状、相談先などについて、分かり易く解説しています(2023年作成)。
アルコール依存症は誰もが成り得る病気です。自分自身で飲酒をコントロールできなくなり、意思の強さでどうにかできるものではありません。 依存症は適切な支援・ケアを続けることで回復できます。一人で悩まずに、医療機関や自助グループ、県の相談窓口(精神保健福祉センター、地域の健康福祉センター)へまず相談することが大切です。
※大塚製薬株式会社と栃木県は包括連携協定を締結しております。
実話を基に、ごく普通のサラリーマンがアルコールへの依存から迎えた人生の危機と、自助グループへの参加を通して、そこから回復へ向かうストーリーになっています。優しいタッチのパラパラ漫画で描いております(2022年栃木県作成)。 アルコール依存症は誰もが成り得る病気です。自分自身で飲酒をコントロールできなくなり、意思の強さでどうにかできるものではありません。 依存症は適切な支援を受け、ケアを続けることで回復できます。一人で悩まずに、医療機関や自助グループ、県の相談窓口(精神保健福祉センター、地域の健康福祉センター)へまず相談することが大切です。
インタビュー形式の断酒会の紹介動画になります。 アルコール依存症の自助グループである断酒会とは一体どんな団体か、そこで何をするのか、なぜ通い続けるのか等、栃木県断酒ホトトギス会協力のもと、同会に所属する酒害者本人及び酒害者の家族へインタビューし、貴重な体験談や断酒会に入って変わったことなどを答えていただきました。
また、同会のことについて栃木県断酒ホトトギス会理事(宇都宮断酒会会長)である野澤篤さん(令和3(2021)年当時)から説明をいただきました。
自助グループへ関心のある方はぜひご覧ください。
薬物依存症とは、「心がいつも薬物にとらわれている」状態です。
覚せい剤や大麻、シンナー、危険ドラッグなどの依存性薬物は、いずれも脳内報酬系という快感中枢を直接刺激する性質を持っています。
依存性薬物はその中枢を刺激し、多幸感を体験させたり、苦痛をやわらげたりします。その結果、再びその体験を求めて薬物使用を繰り返すようになります。
ギャンブル等依存症は、ギャンブル等にのめり込むことにより日常生活又は社会生活に支障が生じている状態です。
「ギャンブル等」とは、ギャンブル等依存症対策基本法第2条において「法律の定めるところにより行われる公営競技、ぱちんこ屋に係る遊技その他の射幸行為」とされています。
ギャンブル依存症に関する基礎的な知識やご家族の対応について、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表である田中紀子氏にご講義いただきました。
ギャンブル依存症で悩んでいる方やそのご家族の方はもちろんのこと、依存症に関心のない方、純粋にギャンブルが好きな方もぜひご覧ください。
(本動画は令和3(2022)年2月20日に県が開催したギャンブル依存症基礎講座(オンライン)を録画したものです)
各依存症に係る相談支援窓口はこちら(とちぎ依存症ポータルサイト内)(外部サイトへリンク)
お問い合わせ
障害福祉課
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館4階
電話番号:028-623-3093
ファックス番号:028-623-3052