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更新日:2019年8月22日

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栃木県における医療機能ごとの病床の現状(平成30年度病床機能報告の結果)

 医療法(昭和23年法律第205号)第30条の13第4項の規定に基づき、栃木県における平成30年度の病床機能報告の結果を公表します。

地域医療構想について(医療法第30条の4第2項第7号)

 今後高齢化が進展し、医療・介護サービスの需要が増大していく中で、患者それぞれの状態にふさわしい良質かつ適切な医療を効果的かつ効率的に提供する体制を構築することが求められています。

 そのためには、医療機能の分化・連携を進め、各医療機能に応じて必要な医療資源を適切に投入し、入院医療全体の強化を図ると同時に、退院患者の生活を支える在宅医療及び介護サービス提供体制を充実させていくことが必要です。

 こうしたことから、都道府県は、2025年における医療機能ごとの需要と必要量を含めその地域にふさわしいバランスのとれた医療機能の分化と連携を適切に推進するための地域医療構想を平成28年3月に策定しました。

病床機能報告制度について(医療法第30条の13第1項、第2項)

 地域医療構想の実現にあたり、地域の医療機関が担っている医療機能の現状把握、分析を行う必要があります。

 そのために必要なデータを収集するため、医療機関がその有する病床(一般病床及び療養病床)において担っている医療機能を自ら選択し、病棟単位を基本として都道府県に報告する仕組みが導入されました。

 また、医療機能の報告に加えて、その病棟にどんな設備があるのか、どんな医療スタッフが配置されているのか、どんな医療行為が行われているのか、についても報告することとしています。

  • 病床機能報告については、以下のホームページをご覧ください。

報告された情報の公表(医療法第30条の13第4項)

 報告された情報を公表し、地域医療構想とともに示すことにより、地域の医療機関や住民等が、地域の医療提供体制の現状と将来の姿について共通認識を持つことができます。また、医療機関の自主的な取組及び医療機関相互の協議によって、医療機能の分化・連携が進められるようになります。

医療機能について(医療法施行規則第30条の33の2)

 医療機関が報告し、都道府県が2025年の必要量を定めることとなる医療機能は、次の4つの区分です。 

高度急性期 急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、診療密度が特に高い医療を提供する機能
急性期 急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、医療を提供する機能
回復期

・急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する機能
・特に、急性期を経過した脳血管疾患や大腿骨頚部骨折等の患者に対し、ADLの向上や在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に提供する機能(回復期リハビリテーション機能)

慢性期 ・長期にわたり療養が必要な患者を入院させる機能
・長期にわたり療養が必要な重度の障害者(重度の意識障害者を含む)、筋ジストロフィー患者又は難病患者等を入院させる機能

本県における医療機能ごとの病床の状況(平成30年調査結果)

報告状況(報告数及び報告率)

報告医療機関

医療機能、構造設備・人員配置等

に関する項目

具体的な医療の内容

に関する項目

合計

100.0%

(193医療機関/193医療機関)

100.0%

(193医療機関/193医療機関)

うち

病院

100.0%

(88病院/88病院)

100.0%

(88病院/88病院)

うち

有床診療所

100.0%

(105有床診療所/105有床診療所)

100.0%

(105有床診療所/105有床診療所)

現状

 2018年7月1日時点の機能として、二次医療圏名をクリックすると、圏域内の医療機関ごとの病床の状況をご覧いただけます。

(単位:床)

二次医療圏

市町村名

全体

高度急性期

急性期

回復期

慢性期

休棟等

県北医療圏

大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、那須烏山市、塩谷町、高根沢町、那須町、那珂川町

2,983 

360 

1,507 

283 

816 

17 

県西医療圏

鹿沼市、日光市

1,513 

47 

916 

102 

410 

38 

宇都宮医療圏

宇都宮市

4,892 

498 

2,135 

486 

1,666 

107 

県東医療圏

真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町

874 

172 

429 

48 

181 

44 

県南医療圏

栃木市、小山市、下野市、上三川町、壬生町、野木町

4,806 

1,775 

1,591 

594 

608 

238 

両毛医療圏

 足利市、佐野市

2,450 

41 

1,302 

222 

730 

155 

合計

17,518 

2,893 

7,880 

1,735 

4,411 

599 

2025年の予定

 各医療機関が自主的に選択した2025年に見込まれる病床機能に加え、これまでに県が病床再編により配分した病床のうち、2025年までに整備が見込まれるものを計上しています。

(単位:床)

二次医療圏

市町村名

全体

高度急性期

急性期

回復期

慢性期

休棟等

介護移行

県北医療圏

大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、那須烏山市、塩谷町、高根沢町、那須町、那珂川町

3,038 

385 

1,470

414 

659 

107 

県西医療圏

鹿沼市、日光市

1,513 

47 

916 

118 

394 

19 

19 

宇都宮医療圏

宇都宮市

4,652 

499 

2,250 

496 

1,380 

27 

県東医療圏

真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町

881 

47 

528 

122 

181 

県南医療圏

栃木市、小山市、下野市、上三川町、壬生町、野木町

4,879 

1,934 

1,600 

682 

663 

両毛医療圏

 足利市、佐野市

2,452 

41 

1,307 

309 

713 

45 

37 

合計

17,415 

2,953 

8,071 

2,141 

3,990 

97 

163 

 

留意事項

  • 上記は、「医療機能について」に記載されている各医療機能の定義及び病床機能報告マニュアル等を踏まえ、病床が担う医療機能について各医療機関が自主的に判断して報告した結果となります。
  • 医療機関別の調査結果表については、厚生労働省から委託を受けて調査・集計を行った業者から送付された個票データを公開しています。
  • 個人情報への配慮のため、医療機関別の調査結果表における具体的な医療の内容に関する項目については、1以上10未満の値を「*」の記号により表示しています。

 

お問い合わせ

医療政策課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館4階

電話番号:028-623-3145

ファックス番号:028-623-3131

Email:iryo@pref.tochigi.lg.jp