重要なお知らせ
更新日:2016年8月1日
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治山事業とは、森林法及び地すべり等防止法に基づき実施される、森林の維持造成を通じて山地に起因する災害から国民の生命・財産を保全し、また、水源のかん養、生活環境の保全・形成等を図る極めて重要な国土保全施策の一つで、安全で安心できる豊かなくらしの実現を図るうえで必要不可欠な事業です。
写真:宇都宮市森林公園
「人命・財産・県土の保全」
「持続的な水の供給」
「良好な環境の創出」
保安林の指定目的である水源のかん養、土砂の流出・崩壊の防備などの目的を達成するため、国や都道府県では荒廃山地や荒廃渓流などで、森林の造成や整備、森林が育つ基盤となる林地を保全するための施設の整備を行っています。これらを治山事業といいます。
写真左:鋼製土留工 写真右:コンクリート谷止工(残置式間伐材型枠)
写真左:流路工 写真右:法枠工
平成27年9月9日から11日にかけて、台風18号や前線の影響により関東・東北地方において記録的な大雨となり、事務所管内においても宇都宮市北西部を中心に多数の山地災害が発生しました。
・宇都宮市新里町地内(土平)
平成28年4月より復旧工事を行っています(平成31年度事業完了予定)。
・宇都宮市大網町地内(大網)
平成28年6月より復旧工事を行っています(平成29年度事業完了予定)。
・宇都宮市田下町地内(西多気)
平成28年4月より復旧工事を行っています(平成28年度事業完了予定)。
平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、東北から関東にかけて甚大な被害をもたらし、事務所管内においても茂木町や市貝町を中心に多数の山地災害が発生しました。
・茂木町大字千本地内(大門、平成24年度事業完了)
被災状況 復旧状況
・茂木町大字小深地内(小深、平成26年度事業完了)
被災状況 復旧状況
沢が荒れ、脇に生えている木の根っこが見えてきています。放っておくと木が倒れて危険なだけでなく、土砂が下流に流れてしまいます。
荒れた沢をそのままにしておくと、台風などが来たときに土砂が出て沢がつまり、下流の田んぼや畑に流出してしまうことがあります。
お問い合わせ
県東環境森林事務所 森づくり課
〒321-4305 真岡市荒町116-1 芳賀庁舎
電話番号:0285-81-9005
ファックス番号:0285-81-9006