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更新日:2010年11月30日
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生息状況調査が開始された平成7年度以降確認個体数は徐々に減少し、平成13年度を最後に5年間生息が確認されておりません。
原因としては水質悪化、周辺環境の変化、営農行為の変化等が考えられています。
羽田沼は、栃木県有数のハクチョウの飛来地であり、以前から給餌が行われています。
しかしながら、給餌された餌の食べ残しや増加した水鳥たちの糞により水質が年々悪化してきています。
給餌による水質の悪化がミヤコタナゴの生息環境を脅かしていることは間違いないようです。
平成18年度から、「羽田沼白鳥を守る会」が水質の改善のため水路に炭を設置したり、給餌量を減らしたりしています。また、関係団体が看板を設置し「来訪者」に給餌を控えるようお願いをしています。ご来訪の際はご協力をお願いします。
また、羽田沼で給餌制限を行うことにより、周辺の河川や田畑に採餌のためにハクチョウが飛来することが多くなる可能性があります。
ハクチョウは、人間が餌を与えなければ生きていけないペットではなく野生動物です。給餌に頼らなくても積雪の少ない栃木県では十分に越冬(採餌)することができます。
新たに飛来した地域でも給餌については控えてください。
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自然環境課
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