2050年カーボンニュートラル実現に向けた取組

　近年、気温の上昇や大雨の頻度の増加、熱中症リスクの増加など、気候変動による影響が各地で確認されており、栃木県においても令和元年東日本台風で甚大な被害が発生したところです。このまま地球温暖化が進行すれば、猛暑や豪雨のリスクがさらに高まることが懸念されています。

　そのため、県は、令和２(2020)年12月、「2050年までにカーボンニュートラル（温室効果ガス排出実質ゼロ）実現を目指す」ことを宣言し、その目標達成に向けて必要な取組等を示す「とちぎ2050年カーボンニュートラル実現に向けたロードマップ（行程表）」を令和４(2022)年３月29日に策定しました。

　これは、現在の温室効果ガス排出を９割以上削減する非常に高い目標となりますが、県民の皆さまとともに全力で取り組んで参ります。

　（１）2050年とちぎカーボンニュートラル実現に向けたロードマップの概要（PDF：1,157KB）

　（２）2050年とちぎカーボンニュートラル実現に向けたロードマップ（PDF：7,194KB）

栃木県カーボンニュートラル実現条例

2050年までのカーボンニュートラル実現に向け、本県の特性や地域資源を生かしながら、事業者や県民などあらゆる主体の理解と共感を得て取組を進めるため、「栃木県カーボンニュートラル実現条例」を制定しました。（令和5（2023）年4月1日施行）

栃木県カーボンニュートラル実現条例

アクションプランの策定

　ロードマップに掲げた重点プロジェクトを県が戦略的かつ着実に推進するための実行計画として、４つのアクションプランを令和５(2023)年３月28日に策定しました。

ロードマップに基づくアクションプラン

カーボンニュートラルとは？

　カーボンニュートラルとは、私たちの活動により排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いて、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを意味しています。

カーボンニュートラル実現のイメージグラフ

ロードマップ策定の経緯

　ロードマップは、県議会や各界の代表者からなる「とちぎカーボンニュートラル実現会議」を始めとする幅広い方々の御意見を伺いながら策定しました。

＜ロードマップ策定に向けた会議資料等＞

資料名	資料を示した会議等
①栃木県の現状（PDF：420KB） ②国等の動向（PDF：1,160KB）	令和３（2021）年７月１日　第１回とちぎカーボンニュートラル実現会議　出席者名簿（エクセル：16KB）　議事概要（PDF：255KB）

	令和３（2021）年７月７日　第６回グリーン社会実現特別委員会
③ロードマップ骨子案（PDF：571KB）	令和３（2021）年７月29日　第７回グリーン社会実現特別委員会
④ロードマップ素案（PDF：2,020KB）	令和３（2021）年９月９日　第９回グリーン社会実現特別委員会
⑤ロードマップ案（PDF：2,948KB） ⑥ロードマップ案の概要（PDF：771KB）	令和３（2021）年11月12日　第12回グリーン社会実現特別委員会
	令和３（2021）年11月16日第２回とちぎカーボンニュートラル実現会議　出席者名簿（エクセル：16KB）　議事概要（PDF：253KB）
	令和３(2021)年12月28日～令和４(2022)年１月31日パブリック・コメント(県民意見の募集)の実施

　※ロードマップの最終版は当ページ上部の(１)(２)の資料となります。　　　