知事コラム「吹き竹」第1回

第1回   県民だよりvol.179（2006年7月号）掲載

 

   6月12日、本県初の県民栄誉賞受賞者である船村徹先生が主催する「第23回歌供養」に出席した。先生の大親友であり「別れの一本杉」を作詞した高野公男氏の「没後50年祭」も兼ねた催しだ。高野氏が26歳の若さで逝去して以来、先生は毎年墓参りを欠かさないという。

   4月にスタートした県の新しい総合計画「とちぎ元気プラン」の重点テーマの一つに「人間力の向上」すなわち「人として生きる力」を盛り込んだ。先生の亡き親友を想う心に「人として生きる力」の強さを見せつけられた。

 

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知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。 

 

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