読書コンシェルジュおすすめ本6「ナゾときをしたい人へ」

和菓子のアン (坂木司/著 光文社 2012 光文社文庫)

「裏切り者をお菓子で示したっていうのですか？」

主人公・椿本杏子がデパートの店員として、個性豊かな登場人物たちとともに摩訶不思議な謎やトラブルを解決していく物語。しかし、これは杏子の自分探しと、ちょっと甘い恋の物語でもあった。

(真岡北陵高校 Rさん)

空色メモリ (越谷オサム/著 東京創元社 2012 創元推理文庫)

「”空色メモリ”が巻き起こす騒動」

坂越高校文芸部唯一の部員、ハカセ。彼の下に可愛い新入生が入部してきた。部員でもないのに文芸部に入り浸るブーちゃんは、あれこれとUSBメモリに綴り始め・・・。

(宇都宮北高校 Sさん)

D坂の殺人事件 (江戸川乱歩/著 KADOKAWA 2016 角川文庫)

「あの明智小五郎が初めて登場する記念作品！」

「私」はある喫茶店で、明智小五郎という探偵小説好きの男と話をしていた。すると向かいの古本屋で殺人事件が！？

乱歩が描く傑作の数々をご堪能あれ。

(鹿沼高校 Wさん)

冷たい校舎の時は止まる (全3巻) (辻村深月/著 講談社 2004 講談社ノベルス)

「学園祭の最中に自殺した友人が思い出せない！」

雪の降る学校に閉じ込められた、仲の良い8人の高校生。この中に自殺した人がいるという事実に、生徒たちはそれぞれが抱える闇と向き合いながら、奇妙な怪奇現象の謎を解き明かしていく。一度読んだら止まらない、究極のミステリー。

(栃木翔南高校 Nさん)

完全なる首長竜の日 (乾緑郎/著 宝島社 2011)

「目を見張る描写が、あなたを謎に引き込む」

自殺未遂で植物人間状態になってしまった弟と「SCインターフェイス」を使ってコミュニケーションをとる姉「和」。しかし、ある人との出会いから、現実は・・・。

(茂木高校 Kさん)

お問い合わせ