VR防災体験車の導入について

 

1 　導入の目的

　VR防災体験車は、VR（仮想現実）技術を活用して災害の疑似体験が可能となった車両です。この車両は、希望により、防災訓練等を実施する県内の市町、学校、自主防災組織、企業等に貸し出します。この車両による体験を通じて、県民の防災意識の高揚につなげ、災害時の適切な避難行動促進による逃げ遅れによる人的被害ゼロの実現や防災教育の一層の推進を図って参ります。

2 　車両の概要

（１）車両情報

　全長：約7.0m　全幅：約2.2m　全高：約3.4m　車両総重量：約6.0t　

　保管場所（所管）：消防学校

（２）VR防災体験ルーム

・VRゴーグルを通じて流れる360度の立体的映像とVRチェアが連動し、ストーリー性のある災害の疑似体験が可能。

・コンテンツについては、地震編・火災編・風水害編の3種類を用意。１コンテンツ当たり約1分30秒の臨場感あふれる映像が流れます。

・VRチェアは４席設置。４名同時に体験できます。

・年齢６歳以下、身長100cm未満に該当する方等は、VRゴーグル及びＶＲチェアによる体験ができません。（代替手段として、モバイル端末による同コンテンツ体験を用意。）

3 　車両の貸出

　防災に関する知識の普及・啓発のため訓練又は講習等を実施する県内の市町、学校、自主防災組織及び企業等に車両を貸し出します。貸出を希望する団体は、使用予定の会場を管轄する消防本部（局）にご相談の上、使用申請してください。

※注：車両の運転・操作は、管轄の消防本部（局）が行います。

４　運用開始に向けたスケジュール

６月３日（月曜日）使用申請の受付開始

６月15日（土曜日）県民の日イベントにてお披露目セレモニー、一般試乗体験

７月１日（月曜日）運用開始

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