令和6(2024)年度下水道BCPに基づく合同訓練を実施しました

下水道BCPに基づく合同訓練について

   栃木県では下水道事業業務継続計画（下水道BCP）の定着を図り、下水道管理事務所及び流域関連・公共下水道市町が各自作成した下水道BCPについて、合同訓練を通して災害対策本部設置や対応体制、指揮命令系統、報告体制等の確認を行うことを目的として、上下水道課主催で、平成26(2014)年度から毎年県内の下水道管理者等による合同訓練を実施しています。

   流域下水道では、下水道管理事務所、（公財）とちぎ建設技術センター、維持管理委託業者、幹線巡視業者及び（公社）日本下水道管路管理業協会関東支部栃木県部会等が参加し、流域下水道事業業務継続計画（BCP）に基づいた災害対応・情報伝達訓練等を実施しており、本年度も以下のとおり合同訓練に参加しました。

実施日

   令和6(2024)年7月8日（月曜日）

実施状況

   栃木県内を震源とする最大震度6弱の地震を想定して、主に以下の訓練を実施しました。

 

• 職員の安否確認及び初動対応

      

   訓練開始後、職員の安否確認や初動対応を行いました。

• 流域下水道対策本部の設置

      

   本部長（所長）が対策本部設置を宣言し、各班長から初動対応の報告を行いました。

• 管路及び処理場等各施設における被害状況の情報収集および伝達訓練

   

   各施設の緊急点検の指示、維持管理業者等からの情報収集及び情報整理、並びに、上下水道課及び各流域関連市町等への情報伝達等を行いました。

• 管路における被害を想定した実地訓練

   職員が被害があった現場へ出動して被害状況を確認。災害時復旧支援協定を締結している（公社）日本下水道管路管理業協会関東支部栃木県部会事務局へ復旧支援を要請しました。協会会員業者が現場に駆け付け、復旧のための措置が行われました。

• 訓練状況の報告

   

   最後に、訓練状況の報告、本部長の総括があり、訓練終了です。

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