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更新日:2022年9月12日
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塩田ダムは、昭和52年の事業採択から20年の歳月を経て、栃木県矢板市塩田に建設されました。
本地区は、那珂川の支流である内川を水源とした水田地帯で、水源の流況が安定せず、常に用水不足をきたしていました。ダム新設後は、用水不足が解消し、圃場整備実施と併せて、農業経営の安定・合理化が図られています。
塩田ダム全景
塩田ダムは、中心遮水ゾーン型ロックフィルダムに分類されます。
ロックフィルダムとは、堤体材料に岩石や砂などの土質材料を使用し、最大断面の50%以上が岩石で造られているダムです。その中でも、ダム本体の内部に遮水壁をもつゾーン型で、不透水性ゾーン、半透水性ゾーン、透水性ゾーンで構成されています。
基礎面積が広いことから、軟弱な地盤でも造成が可能です。
堤体断面図
年度 | 内容 |
昭和52年度 | 県営かんがい排水事業採択 |
昭和52~53年度 | 全体実施設計 |
昭和54~61年度 | 実施設計(地質調査、土質調査、測量、詳細設計) |
昭和62~平成6年度 | ダム築堤工事 |
平成7~9年度 | 取水施設、管理施設の建設 |
平成10年度 | 試験湛水 |
平成11~12年度 | 付帯工事、施設管理移管 |
平成12年度 | 事業完了 |
築堤工事の様子
築堤完成
試験湛水の様子
取水棟工事の様子 取水棟完成
(引用:県営かんがい排水事業 塩田ダム竣工記念誌)
お問い合わせ
塩谷南那須農業振興事務所 農村整備部
〒329-2163 矢板市鹿島町20-22 塩谷庁舎
電話番号:0287-43-1251
ファックス番号:0287-43-4072