重要なお知らせ
更新日:2022年10月13日
ここから本文です。
9月13日、栃木市立部屋小学校4年生7名を対象に、地域の防災減災の働きを学習し、理解を深めてもらうため西前原排水機場の見学会を開催しました。
排水機場の役割や仕組み、減災のための工夫を説明した後、ポンプやゲートの施設見学を行いました。
小学生からは西前原排水機場について多くの質問がありました。この機会に少しでも排水機場の役割について知って頂けたら嬉しいです。
【質問事項】
(小学生)どうやって、水を送っているのですか?
(職員)ポンプにつながっている管の先にスクリューが付いていて、回転させることで吸い上げ、水を送っています。
(小学生)1日どのくらいの水をポンプで送っているのですか?
(職員)通常時はポンプを動かしていません。大雨の時だけ動かします。ポンプを動かし続けた場合、1日で約100万トンの水を排出することができます。小学校の25mプールであれば、約30秒でいっぱいにすることができます。
(小学生)なんでポンプを運転して水槽に水をためるのですか?
(職員)通常時は低い位置にある、渡良瀬遊水池に向かって水が流れていますが、遊水池の水がいっぱいになると、川に向かって逆流してしまいます。そうならないよう、水槽に水をためています。
(小学生)どうやってポンプで水を入れたり出したりしているのですか?
(職員)ポンプの先にプロペラが付いていて、回転することで水を吸い込んでいます。
(小学生)24時間365日、監視をしているのですか?
(職員)機械センサーが監視を続けています。機械が異常を感知すると、職員に連絡が入る仕組みです。
(小学生)なぜここに排水機場を建てたのですか?
(職員)西前原地区は周辺地域より土地の高さが低いところにあります。そのため、大雨の時には周辺地域の雨水も流れ込み、水路で水が受けきれず、浸水するといった被害を未然に防ぐためです。
(小学生)いつからこの排水機場は始まったのですか?
(職員)今から62年前、昭和35(1960)年に始まりました。
(小学生)1日何時間動いていますか?
(職員)緊急時以外は動かないので、1日で言うとほとんど動いていません。昨年動いた時間は5日間で約41時間でした。
【見学会の様子】
お問い合わせ
下都賀農業振興事務所
〒328-0032 栃木市神田町5-20 下都賀庁舎第2別館
電話番号:0282-23-3425
ファックス番号:0282-23-3430