令和7（2025）年栃木県春の山火事防止強調運動

3月から5月は「栃木県春の山火事防止強調運動」を実施します

山火事は、空気が乾燥し、行楽や山菜採りなどで入山する機会が多くなる3月から5月にかけて多発します。
ひとたび山火事が発生すると、長い年月をかけて育ってきた森林が一瞬のうちに失われてしまいます。
そこで、栃木県では、山火事予防意識の啓発と予防対策の強化を通じて森林の保全と地域の安全に資するため、春の山火事防止強調運動を実施します。
2025山火事予防ポスター

山火事発生件数（H25～R6）

全国の発生件数は、林野庁のホームページ（外部サイトへリンク）を御覧ください。

3月15日は栃木県山火事防止デー

栃木県では、昭和52（1977）年3月15日に当時の黒羽町（現大田原市）・馬頭町（現那珂川町）の森林1,518haを消失した大火を教訓に、二度と同じような大災害が起こることのないよう、毎年3月15日を「栃木県山火事防止デー」として、特に重点的に普及啓発活動を実施します。

山火事を防ぐために

運動期間中は、次に掲げる事項に重点を置いて普及啓発活動を行います。

強風や乾燥時及び枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火や火入れをしないこと
たき火等の火気を使用する際はその場を離れず、使用後は完全に消火すること
たばこは指定された場所で喫煙し、吸い殻は必ず消すとともに、投げ捨てないこと
火遊びはしないこと、また、させないこと
森林又はその周囲で火入れを行う際は、森林法第21 条第1 項に基づく市町長の許可を必ず受けるとともに、あらかじめ必要な防火設備を準備すること

活動の様子

森林組合や市町と連携し、道の駅で普及啓発物品を配布
広報車に山火事防止ステッカーを貼付し、スピーカーで山火事防止を呼びかけながら巡回

このほかにも、防災イベント等への参加、横断幕の設置、広報誌やSNS等で山火事予防を呼びかけています。