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更新日:2020年12月9日
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小山市立小山第一小学校 4年 市村 佳(いちむら けい)
「もう、ねる時間だよ。」ドアが少し開いてお母さんが顔を出す。「はあい。」と返事はするが、まだわたしはねるわけにはいかない。だって読んでいる本がおもしろい場面だから。
いつもこんな調子でねるのがおそくなってしまう。そしてもっと本を読む時間がほしいと思っている。
本を読むと世界が広がるとか、本から学ぶことは多いとか言って大人は読書をすすめるけど、意外といそがしい小学生にも、読書する時間が必要だと思う。そこで県内小学校の毎週水曜日の宿題を一さいなくし、読書の時間にすることをてい案する。
また、他の学校の小学生には、どんな本が人気なのか気になるので、小学生たちが作ったおすすめの本のしょうかい文をまとめたさっしも毎月発行したい。しょうかい文はさいようされてもされなくても書いた分をポイント化し、高校入試で点数を追かしてふやすような仕組みにもしたい。読書NO.1県を目指す!
小山市立小山城東小学校 4年 小池 輝珀(こいけ きは)
僕が知事になったら、「ゴミがゴミではなくなる県、3R栃木」を目指します。
ニュースで地球温暖化が進んでいることを知りました。このままでは将来、自然が豊かで素敵な栃木県に住めなくなってしまうかもしれません。そこで、県民全員で取り組める身近な温暖化対策として、3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動を推進したいと考えました。
例えば、学校でペットボトル等の資源ごみを集めます。リサイクルした資源で文房具や楽器、遊具等を作ります。それを大切に使い、使わなくなったものは後輩にゆずります。そしてこわれてしまったら、また資源としてリサイクルするのです。
この様な活動を県全体で行えば、すべてのゴミがゴミではなくなり、資源になります。温暖化防止だけではなく、税金の無駄遣いも減らせます。そして、栃木は他県の見本となり、魅力度ランキングも上位を目指せます。
大田原市立両郷中央小学校 4年 杉森 優(すぎもり ゆう)
私がもし、栃木県の知事になったら、ジュニア観光マップとオリジナル学校給食の二つを作りたいです。
私の住む栃木県には、世界いさんや自然ゆたかな場所、たくさんの特さん品やれき史があります。大人向けの観光マップはありますが、子供向けのわくわく楽しい観光マップもあったら良いなと思ったことがきっかけです。マップを作るのは、地元の子供たちで、地元の良さをアピールします。それぞれの地元クイズをのせるなど、たくさんの人たちに見てもらいたいです。
オリジナル学校給食は、地元の特さん品をもっとたくさん食べられるように、今までにない新しいメニューを子供や大人、お年よりと一緒に考え、食べ物でも栃木県の良さを知るきっかけを作りたいと思いました。
栃木県に住んでいる人たちが、もっと栃木県を知り、もっと好きになれるように、みんなで作る栃木県を目指したいです。
下野市立薬師寺小学校 4年 鈴木 廉士(すずき れんと)
ぼくは、さいきんコロナのニュースを見ていてテレワークという言葉を知りました。
テレワークになると、会社に行く回数もへり東京に住まなくてもだいじょうぶになります。そこで、栃木県に移住するプランを考えました。場所は、県内の空き地やはいきょなどを利用して森林をこわさないようにし、県内の木材を利用し建物を作ります。電力は、栃木県で多く発生する雷を電気にかえる会社を作ります。また、移住地には、病院やショッピングモール、公園や池、畑を作ります。
畑では、地元の人が名さんのかんぴょう作りを教えます。
交通については、かんきょうにやさしい電車を走らせます。ねんりょうは、ふくべのかわを使ってさい利用します。
地元の人も、移住してくる人も安心して、みんながえがおになれるエコな町づくりがしたいです。
益子町立七井小学校 4年 樋下田 柚茉(ひげた ゆま)
私の住む地いきには、お年よりだけでくらしている家が多くあります。実さいに、私の家の後ろには、一人でくらすおばあちゃんがいます。おばあちゃんはかいねこにえさをあげたり、庭の畑で野さいを作ったりしています。毎日、顔を合わせるわけではないけれど、おばあちゃんのそんざいを感じて生活をしています。
ところが、ある日、いつも同じ時間にしめていた雨戸がしまることなく、次の日も雨戸がしまることはありませんでした。後日、足の具合が悪く、入院したと知りました。困っていたんだろうなと思うと心がいたみました。
わたしたちを見守ってくれるスクールガードのようなお年より見守りたいや、子ども110番の家のようなお年より110番の家を作りたいです。子どもからお年よりまでみんなが助け合って生きていく社会や地いきづくりに取りくむ栃木県を目指したいと思っています。
宇都宮大学共同教育学部附属小学校 5年 岩佐 葵(いわさ あおい)
私が知事になったら、企業附属大学をつくりたいです。企業附属大学とは、大学に入学後、支援企業からの課題をクリアしながら技術を身につけることができ、卒業後には支援企業に就職することが可能な大学です。栃木県では大学に進学する場合、他県の大学、特に首都圏の大学を選ぶ人が多いです。それは、栃木県にある大学数が他県に比べると少なく、卒業後の就職まで見すえた場合に不利になる可能性があると考えているからだと思います。それを一気に解決する方法が企業附属大学です。もちろん、支援企業が県内に事業所を作ってくれるように誘致もします。今、小学生も将来どのような仕事をしたいか、真剣に考えています。そのために何をすべきか、どの学校に進むべきか悩んでいます。その選択肢が大好きな栃木県内に数多くあれば、わざわざ他県の大学に行く必要はなくなります。栃木県内の若者人口が増加し、今よりもっと楽しくにぎやかな栃木県になると思います。
鹿沼市立みどりが丘小学校 5年 小泉 結菜(こいずみ ゆいな)
私は、ニュースで犯罪などのいやな話を耳にするたびに、どうしてこんな犯罪がおきるのだろうと思います。犯罪をおかす人も私たちと同じ人間なのになにがちがうのだろうと思います。私が知事になったら犯罪のない県にしたいです。そのために私は、「いやしホーム」を作りたいです。犯罪をおかす人が犯罪をおかす前にたちよれる安心できる場所です。犯罪をおかす人は、なにかなやみがあるかもしれません。犯罪をおかす人でなくてもなやみはあると思います。そんな人たちがおとずれて、なやみを聞いてもらったり動物とふれあったり、リラックスできる場所、何日も通っていくうちになやみが小さくなる、それが「いやしホーム」です。しかも利用料は無料なので気軽に相談できます。犯罪をおかす人はきっと何か理由があってそれを「いやしホーム」で聞いてもらって、犯罪のない明るい栃木県になるといいなと思います。
下野市立祇園小学校 5年 齊藤 愛(さいとう あい)
私が知事になったら、目や耳の不自由な人せん用の栃木県観光バスを作りたいと思います。去年福しの勉強をしたときに、目や耳の不自由な人の生活に少し不便なところがあると知ったのがきっかけです。みんなと同じように観光を楽しんでほしいと思い、考えました。
この観光バスのパンフレットには目の不自由な人のために点字がついており、バスの中でもどこに向かっているのか、どこを通っているのかなどをバスガイドさんが教えてくれます。また、耳の不自由な人のためにも手話ができる人を一人バスに乗せて、通訳ができるようにしたいと思います。県内の人はもちろん、栃木県外の人も利用することができて、栃木県の知名度を上げるのにも役立つと思います。
このような取り組みで、だれもが同じ生活をし、不便さを感じさせないようにして、みんなで助け合える栃木県にしていきたいです。
小山市立小山城東小学校 5年 新関 奏音(にいぜき かなで)
音楽は、心を動かします。また、心を動かすだけではなく、体も動かします。もし、わたしが、栃木県の知事になったら、音楽にあふれる楽しい町にしたいです。
今、世の中は、コロナウイルスがはやり、わたしたちの住んでいる生活が変わってきています。大きな声で歌うことや、みんなの前で演奏することもできません。みんなの楽しい生活がみだれてきています。そんな生活を明るくするために二つの案があります。
一つ目は、道路をピアノのけんばんにします。車が走るたびに音がなり音楽がひびきわたります。二つ目は、栃木県の人みんな音楽家にします。みんなが一つでも楽器ができるように教育します。そして、みんなが集まった時に栃木県のオーケストラができあがります。
このように、音や音楽は暗い気持ちを明るく、時には元気を出す力になります。すてきな音があふれる町に私はしたいです。
大田原市立蛭田小学校 5年 平山 真優(ひらやま まひろ)
ぼくが知事になったら、ひぼう中傷をなくしたいです。なぜなら、最近SNSなどのコメントで、ひぼう中傷を書かれて亡くなってしまう人がいたからです。このニュースを知ったとき、大人が子どもに「人がいやだと思うことは言ってはいけない。」と教えているのに、大人がそれをやっているのは、なぜだろうと思いました。人権は、世界中の人がだれでも持っているものなので、ひぼう中傷など差別をする言動は、許されないと思います。
だから、ぼくはSNSなどでのひぼう中傷がなくなるようにしたいです。具体的には、ひぼう中傷で困っている人が相談できるコールセンターを設置して安心させてあげたり、対処の仕方を教えてあげたりしたいです。また、ひぼう中傷を書いて後かいした人にも、これからどのようにSNSを使えばよいかを教えてあげたいです。そして、ひぼう中傷をなくし、日本一、人権を大切にしている栃木県にしたいです。
作新学院小学部 5年 丸山 祐奈(まるやま ゆな)
栃木は都会と田舎どちらでもないと言う意味で「とかいなか」と言われます。でもそれは、栃木が都会と田舎両方の魅力を持っている町だからだと思います。そこで、それを武器にして栃木を映画の町にしたいです。私は、映画を見るのが大好きですが、栃木のいろんな場所が撮影場所となっています。現代の町並みに使われることもありますが、昔の日本の風景という設定でも使われることも多いです。それに、自然豊かな風景なども映画の撮影にぴったりです。だから、栃木でたくさんの映画が撮影されるように誘致したり、映画に使えそうな町並みを作って実際にその施設を普段からみんなが使えるようにしたら良いと思います。そしたら、日本中だけではなく、世界中の人たちに栃木の魅力を知ってもらえるよい機会になり、栃木に遊びに来たり、住みたいと思う人も多くなると思います。そこで暮らせる私たちも毎日がキラキラかがやけたらもっと楽しいと思います。
栃木市立静和小学校 6年 尾林 美由(おばやし みゆ)
私が住んでいる栃木市の岩舟地区には、江戸しぐさに学んだ「いわふねしぐさ」があります。これは江戸の町民たちの日常生活から受けつがれたもので、どうしたら人々がおたがいに心地良く暮らせるかを考えて作られたものです。有名なものでは、「かさかしげ」や「こぶしこしうかせ」など、思いやりの行動を表した行いが多いのが特ちょうです。
もし私が知事になったら、新しく現代版の「栃木しぐさ」を作り上げ、県民みんなで実せんしたいと思います。栃木県には日光を代表とする観光地が多くあります。県民全員が栃木代表の観光大使として「栃木しぐさ」でおもてなしできたら、日本中・世界中の人が栃木ファンになってくれるに違いありません。もちろんそれを実せんしている私たち県民の心も、豊かになり幸せになることでしょう。住む人、訪れる人、みんなが心地良く過ごせる思いやりにあふれた未来の栃木県を、私は心に強く望みます。
栃木市立栃木第五小学校 6年 毛塚 萌百(けづか もも)
栃木県では、良質な木材が生産されています。しかし、後継者不足等により、林業の衰退が心配されています。
私が栃木県知事になったら、「One Baby One Tree事業」を提案し、栃木県で生まれた子供一人に対して、木を一本植えたいと思います。その木は、県がナンバーで管理して成長具合いや活用方法等が、県のHPで確認することができます。毎年、誕生日には家族でそれぞれの成長を確認して楽しんだり、直接、山に行って見学もできます。将来、育った木を家具や家の材料として使ったり、見学に出かけた思いで等、この一本の木が家族のコミュニケーションの要になります。
そして、栃木県の山や森林に身近に触れることで、自然や林業に興味をもったり、仕事として志したりする子供が増えると思います。
また、豊かな森林が山の保水能力を保ち、気候変動による大雨や災害からも、栃木県全体を守ってくれるようになると思います。
鹿沼市立菊沢東小学校 6年 齋藤 明日菜(さいとう あすな)
あなたはスポーツが好きですか。私はボルダリングが好きです。あるイベントで楢崎智亜選手の技を間近で見て感動し、ボルダリングの練習をするようになりました。
そこで、私が知事になったら、栃木県をスポーツが盛んな県にするために、「とちぎっ子スポーツプロジェクト」をやりたいです。栃木県内の小・中学生を対象に、色々な種類のスポーツを体験することができるイベントです。栃木県出身の世界で活やくするアスリートの方たちに世界レベルの技を見せていただき、直接教えてもらえます。そうすることで新たな競技にも気軽にチャレンジでき、スポーツ観戦をするときにも今までよりも楽しくなると思いました。また、体験した経験から、自分の可能性を広げられて、新たな自分や夢を発見できると思いました。
子供達の可能性を未来へとつなげ、そしてスポーツと笑顔でいっぱいの栃木県にしたいです。
下野市立薬師寺小学校 6年 野尻 恭佑(のじり きょうすけ)
ぼくが通う学校は、あと一年半で閉校になります。少子高れい化によって、今後さらに学校の統はい合による閉校は増えると思います。ぼくは、まだ使用可能な設備が残る校舎を活用し、子供とお年寄りを結ぶ地域活動ができないか考えました。そこで、もしぼくが知事になったら、閉校後の校舎を再利用した地域住民の交流し設「キズナ館」を作ります。
まず、一階は食堂にします。家族といっしょに、食事が出来ない子や一人暮らしのお年寄りが、同じテーブルを囲んで食事が出来ます。二階は、定年退職した先生が教える無料学習教室です。じゅくに行けなくても、勉強で分からない所を教えてもらえます。三階は、災害時にペットと同行ひ難出来るシェルターにします。また、校庭をドッグランやグラウンドゴルフ場にし、図工室はDIY作業場として開放します。使われなくなった学校校舎を有効活用し、キズナ館として再利用することで地域住民の交流、活性化につなげたいです。
大田原市立紫塚小学校 6年 畠山 昊大(はたけやま こうた)
私が知事になったら、子供がいる全家庭でオンライン授業を受けられるようにします。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大によって学校は休業になり、私たちは家で自習をすることになりました。しかし、海外や日本の一部の学校では、オンライン授業を行っていると知り、どんなときにも授業が受けられるように、栃木県でも取り入れてほしいと思ったからです。平常時には、遠い所に住む子供たちとの交流にも活用できます。例えば、友好都市とつないで「オンライン計算スピード大会」をしたり、海外の学校の授業に参加して、ネイティブの英語を学ぶ「オンライン留学」をしたりします。反対に、オンラインでつながったクラスメイトに向けて、栃木県のよいところの発信もします。
オンライン授業は、どこにいても相手とつながれる点で、「どこでもドア」だと思います。異なる環境の子供たちがふれ合うことで、幅広い考えをもてるようにしたいです。
下野市立吉田西小学校 6年 谷田貝 莉子(やたがい りこ)
私が知事になったら、ゴミの排出量を減らす活動をします。題して、「とちぎごみゼロ作戦」です。まず、県内の回収箱やゴミ袋を統一し、種類毎に色分けします。その資源がどこに行き、何になるか、その過程にいくらかかるか明記し、捨てたゴミがその後どうなるか、幼い子供から高齢者まで分別への理解を高めます。ゴミ袋は、年間の配布数を決め、不足したら有料とし、余ったらトイレットペーパーと交換出来ます。また、集積所までの運搬の負荷を軽減させる為、高齢者の家を中心に定期的な資源物の回収を行います。その他にも、楽しく分別が出来るよう、ポイントシステムを導入します。清掃活動に参加したり、特定の分別品目を持ち込むとポイントが貯まります。商品交換にかかる費用は、資源の収益金からあて、貯まったポイントでゴミ袋や紙ひも、エコバック等と交換出来ます。
私は、このような活動を行い、栃木県をゴミの排出量を最も少ない県にしたいです。
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