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更新日:2016年4月1日
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栃木市・小山市・野木町
渡良瀬遊水地は、栃木県栃木市の南部を中心に群馬・茨城・埼玉県の一部に広がる大遊水地であり、平成24年7月にラムサール条約湿地に登録された。
利根川と渡良瀬川からあふれた水が流入する低湿地であったこの地域は、1910年(明治43年)から遊水地として整備された。
用地買収においては、有名な谷中村事件を引き起こした歴史も持っているが、洪水調節のために造られたこの遊水地は、今なお、県南の治水の要として機能している。
広大なヨシ原で覆われたこの遊水地には、250種類以上の鳥類や約1700種類の昆虫のほか、多くの貴重な植物も確認されている。
まさにここは、広大な自然が残された、貴重な生き物たちの楽園である。
渡良瀬遊水地は、最近では、熱気球などのスカイスポーツやウインドサーフィンの場としても注目されている。また、植物や野鳥などの自然観察会が開催され、自然とふれあえる機会を創出している。