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更新日:2016年4月1日
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日光市
湯ノ湖は標高1,478メートルにある山間の美しい湖。湖の東にある三岳の溶岩によるせき止め湖である。
また、湖畔は北側の湯元温泉街を除いて、コメツガやダケカンバ等、奥日光特有の美しい自然林で覆われている。この湖の水は湯滝に流れ落ちて、戦場ヶ原、竜頭滝を経て中禅寺湖へと注ぐ。
以前は、湯ノ湖は温泉街の生活系排水の流入や湖底からの温泉の湧出により徐々にヘドロが堆積し、汚濁・富栄養化がもたらされ、透明度も湖の中心で1.8メートルまで落ち込んだ。
1977年(昭和52)の試験しゅんせつや、しゅんせつによる湖の生態系の変化やその影響、周辺生物への影響等を慎重に検討し、1992年(平成4)から湖の水を濁らせずに汚泥を吸引するしゅんせつ工事が行われた。その結果、1994年(平成6)8月には透明度も3メートルにまで回復している。