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更新日:2016年4月1日
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標高1,915メートル
茶臼岳は、那須町の北西部にそびえる巨大な活火山。朝日岳、三本槍岳、南月山、黒尾谷岳など「那須五峰」もしくは「那須火山」と呼ばれる火山群の中の主峰で、別名那須岳ともいう。噴火活動は西暦802年から記録され、1420年(応永27年)の大噴火は最も大きい被害を出した。
「恐れる山」への畏怖は信仰へ結びつき、弘法大師以来、登山信仰が続いた。かつて信者が苦行した山道も、今は快適な登山道。ロープウェイで9合目まで行くことができ、安全な登山が楽しめる。
山頂付近にむき出しになった岩石は、ほかの峰と比べて風化作用が進まず、硫化水素の噴出もあって、植生がなく、1,400メートル付近が森林限界となっている。山頂には直径200メートル、深さ30メートルの火口があるが、今は噴煙もなく、くぼ地になっている。
現在、主に噴煙を上げているのは、西側斜面の2つの爆裂火口である。