フォトとちぎ2013冬号
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大雄寺は、黒羽城趾の中にあります。1404年に開山されたのが始まりと言われています。領主大関氏の菩提寺として庇護され、1576年に黒羽城に居城を移す際に大雄寺も現在地に移されたとされます。主要な建物はが茅葺きで、その多くが県や市の文化財に指定されています。大だいおうじ雄寺(大田原市)1200年前、勝道上人が開いたといわれる古刹です。その44年後に訪れた弘法大師によって「東高野山」と名付けられたといわれます。茅葺き屋根の金堂をはじめ、唐門、客殿、大師堂などの諸堂は、1645年頃に建てられたとみられ、多くが文化財に指定されています。簡素な佇まいの中に風格と歴史の重みを感じさせる寺院です。医いおうじ王寺(鹿沼市)西明寺は737年、行基によって創建されたと伝えられています。高館山(302㍍)の中腹にあり、一帯は県立自然公園で、境内は椎の巨木に囲まれ「西明寺の椎林叢」として、県の天然記念物に指定されています。桜門、三重塔と本堂内の厨子は国の重要文化財に指定されています。西さいみょうじ明寺(益子町)フォトとちぎ2013冬19

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