フォトとちぎ2012秋号
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基礎工事にはコンクリートを使わず、長さ約3mの金属パイプを地面に打ち込み、構造物を固定しますフォトとちぎ2012秋4フォトとちぎ2012秋4品川台工業団地(大田原市)に2基建設藤井産業株式会社(宇都宮市) 大田原市蛭田にある品川台工業団地では、現在2つのメガソーラーの建設が進められいます。どちらも藤井産業㈱によるメガソーラー。 総面積約84㌶の工業団地の6街区で進められている「大田原ソーラーファームⅡ」は、2.7㌶の用地に7038枚の太陽光パネルを敷き詰め、最大1.6MWの発電を行います。今年7月に着工、11月には発電開始予定です。 建設工事は、同社独自の工法「コンクリートを使わない、環境に配慮した施工方法」で進めています。地面だけでなく、基礎工事にもコンクリートを使用していません。コンクリートで固める代わりに、太い金属パイプを地中深く埋め込み、構造物をしっかりと固定しています。 また、太陽光パネルを斜めに設置する架台は、管理しやすい高さに抑えられ、架台間には砕石が敷き詰められています。これは雑草の繁茂を抑えたり、太陽光の反射により、発電効率を上げるなどの効果があります。 公園を挟んで西側の1街区では「大田原ソーラーファームⅠ」の建設が始まりました。規模はファームⅡの1.4倍で、Ⅰ・Ⅱの合計最大出力は約4MWになります。 大田原ソーラーファームは、自立型発電と移動式蓄電池設備を備えた地域貢献型のメガソーラー。災害による停電時には、、太陽光発電で蓄電し、避難所などに持ち運び、電気を供給することができます。工業団地内で4MW発電
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