フォトとちぎ2012秋号
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鹿沼市出身のロンドン五輪団体銀メダリスト平野早矢香さん(卓球)の祝賀パレードで声援を送るカヌマンカヌマンは子どもたちに大人気カヌマンに交付された鹿沼市の「特別住民票」フォトとちぎ2012秋12 鹿沼の天狗が作ったという不思議な仮面と、原色の派手なコスチュームに身を包んだ5人のヒーロー。1号(赤)はイチゴ、2号(青)はニラ、3号(黄)は鹿沼土、4号(ピンク)はサツキ、5号(緑)は木工業と、鹿沼市の名物がモチーフです。 カヌマンの誕生は今から6年前。地元青年団のOBたちが、地域を盛り上げようと立ち上がりました。現在は、鹿沼市内に在住・勤務する若い人たち25人によるボランティア団体「鹿沼ヒーロー計画」が運営しています。これまでに、市のPRイベントや交通安全・防犯キャンペーン、地域の祭りなど、市内の随所に登場し、場を盛り上げています。昨年1月には、こうした活動が認められ、鹿沼市長から「特別住民票」が交付されました。 カヌマンには、常に白衣姿の怪しげな謎の人物がピッタリと寄り添っています。この人こそカヌマンを陰で操る研究開発本部研究員。「鹿沼ヒーロー計画」のリーダーのひとりです。 「5人のカヌマンのほか、白衣姿の博士風サブキャラ、それに17人ほどのテレンコ軍団(悪役)もいて、コント仕立てのショーも演じます。メンバーは、郷土愛に満ちた一般市民。衣装は手作りで、仮面の中は毎回違う人です。彼らは、嫁や家族の応援やら失笑を受けつつも、果敢にテレンコ軍団と戦い、鹿沼の平和を守るのです」と研究員。カヌマン絢けんらん爛郷土

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